クッキングサロン小森 オリジナル洋風レシピ(No.036)を紹介します。
今回は、かにクレープグラタン、茄子とトマトのサラダ、ポタージュコンショワーの作り方を紹介します。
ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。
なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。
1.かにクレープグラタン
材料(4人前)
- かに:200g
- ハム:4枚
- グリエールチーズ:100g
- 生クリーム:200cc
- シャンピニオン:2pac
- エシャロット:1個
- パセリ
A:生地
- 小麦粉:125g
- 卵:3個
- 牛乳:250cc
- バター:20g
- 塩
手順
- 【A:生地】でクレープ生地を作り焼いておく。エシャロット・シャンピニオン・パセリは微塵切り、かにはほぐしておく。
- バターでエシャロットを炒め、シャンピニオン・かにを加え炒めて、ブランデーでフランベ。軽く塩・こしょうをしておく。
- クレープにハムを置いて【手順2】を巻いて バターを塗った皿に入れ生クリームを入れてチ-ズを降り180度のオーブンできれいな色がつくまで焼く。取り出してパセリを振る。
【A:生地】を使った記事の作り方について、以下を参考にしてみて下さい。
- バターを溶かす:
バターを鍋で溶かし、少し冷まします。バターが完全に溶けたら、火を止めておいてください。 - ボウルで材料を混ぜる:
別のボウルに小麦粉と塩を入れ、混ぜ合わせます。卵を割り、小麦粉に加えます。そして、溶かしたバターも加えます。 - 牛乳を加える:
牛乳を少しずつ加えながら、生地を滑らかになるまでよく混ぜます。最初は生地が厚くて粘りがあるかもしれませんが、牛乳を追加することで滑らかになります。 - 生地を休ませる:
生地を混ぜたら、約15分間休ませます。この時間に生地が休むことで、小麦粉の粒子が水分とよく結びつき、滑らかな生地ができあがります。 - クレープを焼く:
フライパンを中火にかけ、軽くバターを塗ります。フライパンが熱くなったら、生地を適量注ぎ入れ、フライパン全体に生地を広げます。クレープが軽く焼けて表面が乾いたら、裏返し、もう一方の側面も焼きます。焼く時間は約1〜2分ずつです。このステップを繰り返して、生地がなくなるまでクレープを焼きます。
この生地を使って、美味しいクレープを作りましょう。お好みの具材でカスタマイズできますので、いろいろ試してみて下さい。
2. 茄子とトマトのサラダ
材料(4人前)
- 茄子:5本
- トマト:2個
- パセリ
A:材料
- にんにく:1片
- 赤唐辛子:2本
- オリーブオイル:100cc
- ハーブプロバンス:大さじ1
B:材料
- ビネガー:大さじ3
- 白ワイン:大さじ2
- オリーブオイル:150cc
- にんにく:1片
- マスタード:小さじ2
- 塩
- こしょう
手順
- 【A:材料】をフライパンに入れ香りを移しておく。茄子を5mmに切り、香りのついたオイルで焼く。トマトは櫛型、パセリは微塵切り。
- 【B:材料】でドレッシングを作り、焼いた茄子にかけて盛りつけ、トマト・パセリを飾る。
3.ポタージュコンショワー
材料(4人前)
- 蛤:250g
- 葱:1本
- ジャガイモ:1個
- トマト:1個
- 水:800cc
- 白ワイン:50cc
- 生クリーム:100cc
手順
- 葱、ジャガイモは薄切り。トマトは櫛形、種を出す。
- バターで葱を炒め、トマトを入れ水100ccを入れ塩をしてジャガイモを加え残りの水を入れる。
- 蛤はワインと香草で口を開け殻から出してその汁につけておく。
- 【手順2】をカッターにかけ【手順3】の汁、生クリームを入れ塩・コショウ・蛤を戻しパセリを降る
豆知識
クレープグラタンとは
- 起源: クレープグラタンはフランス料理の一部で、クレープ(薄焼きパンケーキ)を使用した料理のバリエーションの一つです。フランスでは、クレープは広く愛され、様々な料理にアレンジされています。
- 特徴: クレープグラタンは、薄く焼かれたクレープに具材を包み、ホワイトソースやチーズなどで覆い、オーブンで焼いて作られます。具材やソースのバリエーションは豊富で、甘いデザートから塩味のメインディッシュまで幅広く楽しむことができます。
- バリエーション: クレープグラタンに使用される具材は多岐にわたり、ハム、マッシュルーム、ほうれん草、チーズ、魚、エビ、野菜などが一般的です。ホワイトソース(ベシャメルソース)は、クレープを覆う際に使用され、チーズをトッピングして焼かれます。甘いデザートバージョンでは、クレープに果物ジャム、チョコレートソース、ホイップクリーム、フルーツを使用します。
- サービング: クレープグラタンは、フランス料理のレストランや家庭で提供されます。美味しいクレープと具材を包み込んだこの料理は、見た目にも美しく、食欲をそそります。
- 派生料理: クレープグラタンは、フランス料理の伝統的なクレープをさまざまな方法で楽しむ一つの例です。クレープ自体も、甘いデザートクレープや塩味のクレープ、ガレット(塩味のブルターニュ地方のクレープ)など、多くのバリエーションが存在します。
ハーブプロバンス
「ハーブ・ド・プロヴァンス」(Herbes de Provence)は、フランスのプロヴァンス地方発祥の香り豊かなハーブブレンドです。このブレンドは、プロヴァンス料理で広く使用され、フランス全土や世界中の料理でも人気があります。ハーブ・ド・プロヴァンスは、その名前が示す通り、プロヴァンス地方の香りや風味を特徴としています。
一般的なハーブ・ド・プロヴァンスの成分には、以下のような香草とスパイスが含まれます:
- ローズマリー(ローズマリーの葉)
- タイム(タイムの葉)
- オレガノ(オレガノの葉)
- サボリー(サボリーの葉)
- バジル(バジルの葉)
- ラベンダー(ラベンダーの花)
- マリーゴールド(マリーゴールドの花)
- フェンネルシード(フェンネルの種)
- タラゴン(タラゴンの葉)
- ローズペタル(バラの花びら)
これらのハーブとスパイスは、プロヴァンス地方の料理に伝統的に使用され、料理に特有の香りと風味を与えます。ハーブ・ド・プロヴァンスは、肉料理、魚料理、野菜料理、スープ、ソース、マリネ、パン、オリーブオイルなど、さまざまな料理に使用されます。
このハーブブレンドは、乾燥させたものが一般的ですが、新鮮なハーブを使用することもあります。ハーブ・ド・プロヴァンスは、プロヴァンス料理の本場であるフランスの料理だけでなく、世界中の料理でも使われ、料理に南仏の風味を加えるのに役立ちます。