鯛の蒸し焼き地中海風、アボガド海老サラダ、桃のコンポートのレシピ

洋風

クッキングサロン小森 オリジナル洋風レシピ(No.052)を紹介します。

今回は、 鯛の蒸し焼き地中海風、アボガド海老サラダ、桃のコンポートの作り方を紹介します。
ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。

なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。

ダウンロードはココをクリック

1. 鯛の蒸し焼き地中海風

地中海風の鯛の蒸し焼きは、シンプルでエレガントな味わいが特徴で、魚の旨味が引き立つレシピです。

材料(4人前)

  • 鯛:4切れ
  • オリーブオイル:50cc
  • ⽩ワイン:50cc
  • ⽔:50cc

A:材料

  • トマト:500g
  • レモンの⽪:1/2個分
  • タイム
  • にんにく:1⽚
  • バジル:4枚
  • パセリ
  • オイル:50cc

手順

  1. 鯛は塩・コショウをして、鍋にオリーブオイル50cc を入れ、皮を下にして焼く。ワイン、水を加えホイルをかぶせて200度で15分焼く。
  2. 【A:材料】のオイル50ccでにんにくを炒め、他の材料を加え軽く温め【手順1】にかける。

2. アボガド海老サラダ

アボカドの風味と海老の旨味が口の中で広がる、爽やかで贅沢なアボガド海老サラダです。

材料(4人前)

  • アボガド:2個
  • 海老:8本
  • マヨネーズ:50cc
  • マスタード:大さじ1
  • 赤・黄パプリカ:各1個
  • パセリ
  • コーンスターチ
  • コショウ

手順

  1. 海老はぐるむきにして塩・コショウをして、コーンスターチをまぶしサッと茹でる。
    アボガドは薄切り、パプリカは細切りにする。
  2. マヨネーズにマスタードを入れ、パセリのアッシェを混ぜる。アボガドの崩したものと混ぜアボガドの器に詰める。上にアボガドのスライスを乗せ、パプリカの千切りを皿に敷いてその上
    にアボガドを乗せて 回りに海老を飾る

3.桃のコンポート

桃の甘さとほんのりの酸味が絶妙なバランスの桃のコンポート。シンプルながら贅沢な一品です。

材料(4人前)

  • 桃:4個
  • グラニュー糖:100g
  • レモン輪切り:2枚
  • ⽔:400cc

A:材料

  • 卵黄:3個
  • グラニュー糖:50g
  • ⼩麦粉:30g
  • ⽜乳:250cc

B:材料

  • 桃の煮汁:400cc
  • ⾚ワイン:⼤さじ4
  • ゼラチン:⼤さじ1.5
  • ⽔:⼤さじ4

手順

  1. 桃は縦2つ割にする様に包丁を入れ、手のひらで包む様に持ってねじって種を取る。
  2. 水とグラニュー糖を煮立て、レモンを入れ、桃を加え弱火で串が通るまで煮てそのまま冷ます。冷めたらリキュールを落とす。
  3. 【A:材料】でカスタードを作り、桃と一緒に盛りつける。

【参考】カスタードの作り方

A:材料を使ったカスタードの作り方を、参考までにご紹介します。

A:材料

  • 卵黄:3個
  • グラニュー糖:50g
  • ⼩麦粉:30g
  • ⽜乳:250cc

手順:

  1. 卵黄、グラニュー糖、小麦粉をボウルに入れます。これらの材料をよく混ぜて滑らかなペースト状になるまでかき混ぜます。
  2. 牛乳を鍋に入れて中火にかけ、沸騰寸前まで温めます。牛乳が温かくなりすぎないように気をつけてください。
  3. 温かい牛乳を卵黄、砂糖、小麦粉のペーストに少しずつ加え、よく混ぜます。これを牛乳全体に均等になるように行います。
  4. 混ぜたミックスを再び鍋に戻し、中火にかけます。ゴムべらなどでかき混ぜながら、ミックスがとろみを持ち、沸騰しないように注意しながら加熱します。沸騰しない程度の温度で5分程度加熱し、カスタードクリームがとろみを持つまで煮ます。
  5. 火から下ろし、カスタードが少し冷めたら、容器に移して冷蔵庫で冷やします。完全に冷えたら、お好みのデザートに添えてお楽しみください。

このカスタードは、フルーツ、プリン、タルト、クレームブリュレなど、さまざまなデザートに利用できます。

豆知識

本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。

桃のコンポートの歴史

桃のコンポートは、フルーツを甘く煮詰めて保存する伝統的な調理法の一つです。この料理の歴史は古く、コンポートの語源はラテン語の「compositus(調合された)」に由来し、中世ヨーロッパでフルーツを糖で調理する方法を指す言葉として使用されていました。

コンポートは元々、果物の保存方法として開発されました。中世ヨーロッパでは、フルーツを新鮮な状態で長期間保存する必要がありました。砂糖が高価で入手困難だったため、コンポートは贅沢品として扱われ、富裕層や王室の宴会で提供されることが一般的でした。

17世紀になると、砂糖の生産が増え、一般の家庭でもコンポートが作られるようになりました。フランスなどヨーロッパ各国で様々なバリエーションが生まれ、さまざまなフルーツがコンポートとして楽しまれました。

現代では、桃のコンポートはデザートやヨーグルトのトッピング、アイスクリームとして広く愛されており、季節のフルーツを楽しむ一つの方法として人気です。コンポートは砂糖と共にフルーツを煮詰めることで、フルーツの風味を濃厚にし、甘さを引き立てる美味しい料理です。

地中海風料理とは

地中海風料理(Mediterranean cuisine)は、地中海地域を中心に広まった伝統的な料理スタイルを指します。地中海地域は地理的に多様で、地中海に面する国々や地域が含まれます。これにはギリシャ、イタリア、フランス、スペイン、トルコ、エジプト、モロッコ、イスラエル、レバノン、シリア、チュニジアなどが含まれます。

地中海風料理の特徴は、以下の要素に見られます:

  1. 新鮮な季節の食材: 地中海地域の料理は、新鮮で季節に合った食材を活用することが重要です。新鮮な野菜、ハーブ、果物、魚介類、オリーブオイルなどが多く使用されます。
  2. オリーブオイル: オリーブオイルは地中海風料理の不可欠な要素であり、調理やドレッシングに広く使用されます。特にエキストラバージンオリーブオイルは高く評価されています。
  3. ハーブと香辛料: ハーブと香辛料は料理に風味を与えるために重要です。バジル、オレガノ、ローズマリー、タイム、パセリ、ガーリックなどが多用されます。
  4. 魚介類: 地中海に面した地域では、新鮮な魚介類が豊富に利用されます。特に魚はグリルや焼き、煮込みなどで調理され、シーフード料理が充実しています。
  5. パンと穀物: パンは地中海地域の食事に欠かせない一部であり、地中海風料理ではさまざまな種類のパンが楽しまれます。穀物も重要な食材で、パスタ、クスクス、パエリアなどが代表的です。
  6. 野菜と果物: 地中海風料理は野菜や果物を大量に使用します。トマト、オリーブ、セロリ、エビスク、アーティチョーク、レモン、イチゴなどが使われ、サラダやサイドディッシュ、デザートに利用されます。
  7. ワイン: 地中海地域はワイン生産が盛んで、地域の料理に合わせてワインを楽しむ文化があります。各国ごとに異なる種類のワインが提供されます。

地中海風料理は健康的でバランスのとれた食事スタイルとしても知られ、特に地中海食として広く評価されています。この料理スタイルは、食事の準備に時間をかけ、食事を楽しむ文化を大切にしています。

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