クッキングサロン小森 オリジナル洋風レシピ(No.056)を紹介します。
今回は、鶏のニソワーズ、マケドニアサラダ、ストラスブルガーの作り方を紹介します。
ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。
なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。
1. 鶏のニソワーズ
鶏のニソワーズは、見た目にも美しい料理です。色とりどりの野菜が鶏もも肉と組み合わさり、食卓を彩り、味覚を満たします。
材料(4人前)
- 鶏もも⾁:4本
- ⽶茄⼦:1個
- トマト:2個
- ⽟葱:1個
- ニンニク:1⽚
- ⽩ワイン:100cc
- ピーマン:3個
- パセリ
手順
- 鶏もも肉の調理:
- 鶏もも肉に塩とコショウを振り、オリーブオイルで焼きます。肉がきつね色になるまで焼いて取り出します。
- ソースの作成:
- 鍋に微塵切りにした玉葱を炒め、さらに微塵に刻んだニンニクを加えて炒めます。
- ワインを注ぎ入れ、沸騰させます。
- 具材の追加:
- トマトを粗みじん切り(コンカッセ)にし、鶏もも肉と一緒に鍋に戻します。
- ピーマンを角切りにし、鍋に加えて蓋をしてしばらく煮込みます。
- 米茄子の調理:
- 米茄子を縞模様に皮をむき、5mmの半月切りにします。
- 塩とコショウを振り、オイルで焼きながら合わせます。
- 盛り付け:
- 盛りつける前に、パセリのみじん切りをトップに振りかけます。
- 焼いた米茄子を皿に盛り、その上に鶏もも肉とソースをかけて完成です。
これで、美味しい鶏のニソワーズができあがります。お召し上がりください!
2.マケドニアサラダ
夏の暑さにぴったりなマケドニアサラダ。新鮮な野菜と爽やかなドレッシングが絶妙に組み合わさり、爽やかな気分にしてくれます。
材料(4人前)
- 米茄子:1個
- トマト:2個
- 胡瓜:1本
- 赤パプリカ:1個
手順
- 茄子の準備: 米茄子を1cmの厚さに輪切りにし、塩を振って水気を引き出します。水が浮いてきたら、水気をキッチンペーパーで軽く拭き取ります。
- 茄子の焼き加減: オリーブオイルを熱したフライパンで茄子の両面を軽く焼きます。茄子が柔らかくなり、きつね色になるまで焼いてください。
- 野菜の準備: トマトは8つ切りに、胡瓜は斜め切りに、赤パプリカは千切りにします。
- ドレッシングの作成: ヨーグルト3/4カップ、にんにくのみじん切り小さじ1、パセリのみじん切り大さじ1、レモン汁1個分、塩、コショウ、ワイン小さじ2をボウルに混ぜ合わせます。
- 盛り付け: 皿に焼いた茄子の輪切りを並べ、その上にトマト、胡瓜、赤パプリカを美しく飾ります。
- ドレッシングをかける: 用意したドレッシングを野菜の上にかけ、均等に回りに行き渡らせます。
これで、美味しいマケドニアサラダのできあがりです。お召し上がりください!
3.ストラスブルガー
フランスの風情が詰まった贅沢なスイーツ。バターとアーモンドが織りなす香り高い味わいに魅了される!?
材料(4人前)
- バター: 140g
- 粉砂糖: 70g
- 生クリーム: 40cc
- 小麦粉: 200g
- スライスアーモンド
- チョコレート
手順
- 生地の準備:
- バターを室温で柔らかくし、粉砂糖を加えてよく混ぜます。
- 生クリームを加え、さらに混ぜます。
- 振るった小麦粉を少しずつ加え、生地が滑らかになるまで混ぜます。
- 生地の絞り出し:
- 星型の口金を取り付けた絞り袋に生地を入れます。
- 生地をS字に絞り出し、クッキーシートに絞ります。
- アーモンドのトップリング:
- 絞り出した生地の片側に、刻んだスライスアーモンドを軽く押し付けます。
- 焼成:
- オーブンを180度に予熱します。
- 用意したクッキーシートをオーブンに入れ、15~20分間焼きます。ストラスブルガーが軽く焼けて、表面が褐色になるまで焼きます。
- チョコレートのディップ:
- 焼き上がったら、チョコレートを溶かし、もう一方の端にストラスブルガーをディップします。チョコレートが固まるまで冷やします。
これで、美味しいストラスブルガーが完成です。お召し上がりください!
豆知識
本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。
ニソワーズ
- ニソワーズは、フランスの地中海沿岸の都市であるニースで誕生しました。地中海の新鮮な食材が豊富で、特にオリーブオイル、アンチョビ、トマト、オリーブなどがこの料理に特徴的に使用されます。
- ニソワーズは、19世紀にニースの港で漁師や労働者によって食べられるようになりました。彼らはこのサラダを簡単に持ち運びできるように工夫し、エネルギーを補給するために食べていました。
- 20世紀に入ると、ニソワーズはフランス全土で広まり、国際的な料理として認知されるようになりました。現在では世界中で親しまれている料理の一つです。
ニソワーズは、夏の日にぴったりのさわやかで栄養豊富な料理として知られ、トマトやオリーブを中心にした地中海料理の代表的な一つとして楽しまれています。
マケドニアサラダ
名前の由来:
- 「マケドニアサラダ」の名前は、地域的な由来によります。マケドニアはギリシャ、北マケドニア、ブルガリア、アルバニアなど、バルカン半島に広がる地域です。このサラダの名前は、バルカン半島の食文化に由来しています。
歴史:
- マケドニアサラダは、バルカン半島全体で愛され、広く受け入れられている伝統的なサラダの一つです。その歴史は古く、19世紀から20世紀初頭にかけて、この地域で人気を博しました。
- サラダの基本的な材料には、新鮮なトマト、キュウリ、ピーマン、赤パプリカ、オニオン、そしてオリーブオイルが含まれます。これらの食材はバルカン半島の気候に適しており、地元で豊富に生産されています。
特徴:
- マケドニアサラダは、そのシンプルながら美味しい組み合わせで知られています。野菜が新鮮で、オリーブオイルと共に使用されることが多いです。
- 一般的に、マケドニアサラダには新鮮な野菜に加え、ワインビネガー、レモン汁、パセリ、オレガノ、そしてフェタチーズなどが加えられます。これにより、風味豊かでバランスの取れた味わいが生まれます。
マケドニアサラダは、地域の新鮮な食材を活かした、軽やかで栄養豊富な料理として人気があり、バルカン半島だけでなく、世界中で楽しまれています。
ストラスブルガー
「ストラスブルガー」はフランス語で「Strasbourg」のことで、その名前はフランスの都市「ストラスブール」に由来しています。以下は、ストラスブルガーに関する詳細な情報です。
名前の由来:
- ストラスブルガーは、フランスのアルザス地域圏に位置するストラスブール市に由来しています。この都市はフランスとドイツの文化が交差する地域であり、その影響がストラスブルガーの名前にも反映されています。
歴史:
- ストラスブルガーは、19世紀から20世紀初頭にかけて、フランスやヨーロッパで非常に人気のある菓子として発展しました。その歴史は豊かで、多くのパティシエによって創造的にアレンジされてきました。
発祥の地:
- ストラスブルガーは、フランスのアルザス地域で発祥しました。アルザス地域は、フランスとドイツの国境に近く、両国の影響を受けた独自の料理文化を持っています。ストラスブルガーは、この文化的な背景から生まれたとされています。
特徴:
- ストラスブルガーは、クリスピーなパイ生地で覆われ、アーモンド風味のクリームが詰まったスイーツです。通常は星型に絞り出され、アーモンドスライスやチョコレートで飾られます。風味豊かで甘美な味わいが特徴です。
ストラスブルガーは、フランスのパティスリー文化において、クリスマスや特別な機会に楽しまれる伝統的なスイーツとして人気があります。
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