クッキングサロン小森 オリジナル和風レシピ(No.001)を紹介します。
今回は、じゃがいもバター煮、茄子揚げ煮、つくね、あさりの吸い物の作り方を紹介します。
ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。
なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。
1.じゃがいもバター煮
素材の旨みを生かし、優しいバターの風味が広がります。手軽に作れるので、忙しい日のランチや夕食に最適です
材料(4人前)
- じゃがいも:800g
- 砂糖:65g
- バター:70g
- ゆで卵:1個
- いんげん
- 出し汁:300cc
👉出し汁:沸騰した湯(水:500cc程度)に鰹節を一掴み入れ、かき回して火を止め沈むのを待ってこす。
出し汁はいっぱいできますので、冷凍しておくと別の料理に使えて便利です。製氷トレーにいれて冷凍しておくと、小分けにつくれて、保存や量の調整が出来ます
手順
- じゃがいもの下ごしらえ
- じゃがいもは皮をむいて大きければ乱切りにし、面取りをします。
- じゃがいもを煮る
- 鍋にじゃがいも、出し汁300cc、砂糖、バター50gを入れ、落とし蓋をして中火で煮込みます。
- 汁が少し煮詰まったら残りのバター20gを加え、醤油小さじ1を汁のある所に落とし、全体をゆすって汁をからめます。
- 鍋にじゃがいも、出し汁300cc、砂糖、バター50gを入れ、落とし蓋をして中火で煮込みます。
- 仕上げ
- 盛りつけたら、ゆで卵をつぶし、天盛りにします。
- 茹でたいんげんを添えて完成です。
【天盛り】
料理の仕上げや美しさを引き立てるためのテクニックです。ゆで卵はそのままでも美味しいですが、盛りつけの一部として使うことで、見た目にも華やかさを加えることができます。
2.茄子揚げ煮
茄子揚げ煮は、家庭の味を楽しむことができるシンプルで美味しい一品。素材の風味を生かし、家庭の食卓で味わえます。
材料(4人前)
- 茄子:4本
- 赤唐辛子:1本
- 獅子唐辛子:8本
- 出し汁:300cc
- 砂糖:大さじ2
- 味醂:小さじ2
- 醤油:大さじ3
👉出し汁:沸騰した湯(水:500cc程度)に鰹節を一掴み入れ、かき回して火を止め沈むのを待ってこす。
手順
- 茄子の下ごしらえ
- 茄子はへたを残して縦半分に切り、皮目に包丁を入れて素揚げします。
- 同様に獅子唐辛子も素揚げします。
- 出し汁の準備
- 出し汁300cc、砂糖大さじ2、味醂小さじ2、醤油大さじ3に赤唐辛子の小口切りを入れて煮立てます。
- 茄子の煮込み
- 煮立った出し汁に素揚げした茄子を入れ、軽く一煮立ちさせます。
- 冷ます
- 一煮立ちしたら、茄子揚げ煮をそのまま冷まして完成です。
3.つくね
つくねは、鶏ひき肉をベースにして、調味料を絶妙に組み合わせた和風の料理です。そのもちもちとした食感は一度食べるとやみつきになること間違いなし。
材料(4人前)
- 鶏ひき肉: 200g
- ⽟葱: 1/2個
- 片栗粉: 大さじ1
- けしの実
A:
- 卵: 1/2個
- 砂糖: 大さじ1
- 醤油: 小さじ2
B:
- 酒: 大さじ2.5
- 醤油:大さじ2.5
- 砂糖: 大さじ1.5
- 味醂: 大さじ1.5
手順
- 肉と調味料の混ぜ合わせ: ボウルに鶏ひき肉を入れ、Aの卵、砂糖大さじ1、醤油小さじ2を加えてよく練ります。
- ⽟葱と片栗粉の準備: ⽟葱を微塵切りにし、片栗粉大さじ1をまぶします。
- 肉の焼き加減: フライパンを熱して、スプーンで肉のミンチを落としながら焼きます。肉がこんがりと焼けたら取り出します。
- たれの作成: 同じフライパンにBの酒大さじ2.5、醤油大さじ2.5、砂糖大さじ1.5、味醂大さじ1.5を入れ、混ぜて煮詰めます。
- 肉とたれの組み合わせ: 【手順3】で取り出した肉を戻し、たれに絡めて照りがつくまで煮詰めます。
- 盛り付け: お皿に盛りつけ、けしの実を振って完成です。
4.あさりの吸い物
このあさりの吸い物は、あさりの旨味と三つ葉の風味が絶妙に組み合わさり、和食の醍醐味を楽しむことができます。ぜひお試しください。
材料(4人前)
- あさり
- 三つ葉
- 水:720cc
手順
- 一人前180ccとして人数分の水とあさりを一緒に鍋に入れて、口が開いたらあさりを取り出し、味を見て塩と薄口醤油を加えます。
- あさりの下ごしらえ: あさりはきれいに洗って砂を取り、口を開けるようにします。
- 器にあさりと三つ葉を入れ、温めた汁を注ぎます。
- 盛り付け: 器にあさりと三つ葉をきれいに盛り付け、温かい汁を注いで完成です。
豆知識
本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。
二枚貝は性別が無い?
あさりなどの二枚貝の多くは、雌雄が個別に存在するのではなく、同じ個体が雌雄の両方の生殖器を持っています。このような性的特徴を持つ生物は双性具有(ふたなり)と呼ばれ、自家受精や他の個体との受精が可能です。したがって、あさりは双性具有の生物であり、性別の区別はありません。
だし汁の手順をもうちょっと細かく
鰹節をつかっただし汁の作り方をもうちょっと細かく記載します。
- 鍋に約500ccの水を入れ、中火にかけて温めます。
- 水が温かくなり、ほぼ沸騰寸前になったら、鰹節を一掴み加えます。
- 鰹節を加えたら、軽くかき混ぜてください。これにより鰹節の風味が出やすくなります。
- 水が完全に沸騰したら、火を止めます。
- 鰹節を沈むまで待ちます。鰹節は水に浸して風味を引き出すために使います。
- 鰹節が沈んだら、取り出して捨ててください。だしは完成です。
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