いり豆腐、新玉葱土佐醤油、南瓜含め煮、鰯生姜煮の和風レシピ

和風

クッキングサロン小森 オリジナル和風レシピ(No.002)を紹介します。

今回は、いり豆腐、新玉葱土佐醤油、南瓜含め煮、鰯生姜煮の作り方を紹介します。
ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。

なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。

ダウンロードはココをクリック

1.いり豆腐

きくらげを使って独自の風味を楽しんでみてください。ほんのり甘みのあるいり豆腐が、きくらげの食感と絶妙にマッチします。

材料(4人前)

  • 豆腐:150g
  • 鶏ひき肉:100g
  • 卵:1個
  • 葱:2本
  • 人参:1/3本
  • 木耳:10g
  • 砂糖:大さじ4
  • 酒:大さじ1
  • 醤油:大さじ3

手順

  1. 豆腐の下ごしらえ
    • 豆腐を水から入れて沸騰させ、約10分間茹でる。
  2. 野菜の下ごしらえ
    • 木耳を戻し、野菜と一緒に微塵切りにする。
  3. 炒める
    • フライパンに油を大さじ1熱し、野菜と鶏ひき肉を炒める。肉の色が変わったら、豆腐を加える。
  4. 調味料を加える
    • 砂糖大さじ4、酒大さじ1、醤油大さじ3を加え、味がなじむまで煮る。
  5. 卵を加える
    • 溶き卵を豆腐の上に流し入れ、しばらく煮る。

 

 

2.新玉葱土佐醤油

新玉葱の爽やかな甘みとお手製土佐醤油の深い味わいが絶妙に組み合わさり、素晴らしい一品となります。是非、お試しください

材料(4人前)

  • 新玉葱:2個
  • 削り節
  • 貝割れ
  • 醤油:大さじ3
  • 酢:大さじ2
  • コルザオイル:小さじ1/2
  • 砂糖:小さじ1/2

手順

  1. 玉葱の下ごしらえ
    • 新玉葱は薄い半月切りにし、水にさらして辛味を抜きます。
  2. 土佐醤油の調理
    • 醤油大3
    • 酢大2
    • コルザオイル小1/2
    • 砂糖小1/2を混ぜ、土佐醤油の調味料を作ります。
  3. 和える
    • 1の水気を取り、2で作った土佐醤油の調味料で玉葱を和えます。
  4. 盛り付け
    • 玉葱に削り節をたっぷりかけ、周りに貝割れの湯通しを飾ります。

 

3.南瓜含め煮

南瓜含め煮は、南瓜の自然な甘さと、砂糖と醤油の調和が絶妙な一品です。ほっこりとした味わいを楽しんでください。

材料(4人前)

  • 南瓜:600g
  • 砂糖:大3
  • 醤油:大3
  • 水:200cc

手順

  1. 南瓜の下ごしらえ
    • 南瓜を皮をむいて、食べやすい大きさに切り、面取りします。種や繊維を取り除いておきます。
  2. 煮込みの準備
    • 鍋に水 200cc を入れ、砂糖、醤油、塩を加えます。南瓜の切り口を下にして、強火で煮立てます。
  3. 煮込み
    • 煮立ったら火を弱め、落とし蓋をしてゆっくりと煮込みます。南瓜が柔らかくなり、味が馴染むまで煮込みます。

 

4.鰯生姜煮

シンプルな調理法で、素材の旨味を最大限に引き出します。誰でも美味しく作れる、おすすめのレシピです。

材料(4人前)

  • 鰯(ししゃも):8尾
  • 生姜:40g
  • きょうぎ

調味料:

  • 水:200cc
  • 砂糖:大さじ4.5
  • 醤油:大さじ4
  • 酒:大さじ1
  • 味醂:大さじ1

手順

  1. 鰯の下ごしらえ
    • 鰯は鱗を取り、内蔵を取り出して水洗いし、水気を取ります。
  2. 煮込みの準備
    • 鍋にきょうぎを敷き、水 200cc、砂糖、醤油、酒、味醂を入れ、一煮立ちさせます。
  3. 鰯の煮込み
    • 煮立ったら、鰯と薄切りの生姜を加え、落とし蓋をして煮ます。

豆知識

本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。

土佐醤油

土佐醤油(とさしょうゆ)は、日本の一種の醤油で、特に高知県(旧土佐国)で生産されることからその名がついています。土佐醤油は他の一般的な醤油とは異なる特徴があります。

土佐醤油の特徴:

  1. さっぱりとした味わい:土佐醤油は他の地域の濃い醤油に比べて、さっぱりとした味わいが特徴です。口当たりが優しく、料理の風味を引き立てることができます。
  2. 小麦を使用しないことが多い:一般的な醤油は小麦を原料としていることが多いですが、土佐醤油は小麦を使用しないことがあります。そのため、小麦アレルギーの人にも適しています。
  3. 長期熟成:土佐醤油は、熟成期間が比較的長いことが多く、数ヶ月から数年間熟成されることがあります。この熟成によって深い味わいが生まれます。
  4. 料理に幅広く使用:土佐醤油はそのさっぱりとした味わいから、刺身、魚料理、鍋物、和風サラダ、ご飯のお供など、幅広い料理に使用されます。
  5. 地域によるバリエーション:高知県内でも土佐市や吾川町など、地域によって微妙な違いがある土佐醤油があります。それぞれの地域で独自の製法や風味が育まれています。

土佐醤油は、日本国内外で愛される調味料であり、日本料理や和食の味を引き立てる重要な要素として広く利用されています。

地方特有の醤油

  1. 土佐醤油(高知県):
    • 特徴: 土佐地方で生産される、深い色合いと風味があり、甘みとこくがある醤油。
  2. 京しょうゆ(京都府):
    • 特徴: たまり醤油が代表的で、豆と小麦の割合が特有で、甘みがあります。
  3. 淡路しょうゆ(大阪府):
    • 特徴: たまり醤油と同じような製法で作られ、風味が豊かで特有の甘さがあります。
  4. 岡山しょうゆ(岡山県):
    • 特徴: 伝統的な製法で作られ、まろやかで深い味わいが特徴です。
  5. 信州しょうゆ(長野県):
    • 特徴: 地元の大豆を使用し、まろやかで穏やかな味わいが特徴です。
  6. 四万十しょうゆ(高知県):
    • 特徴: 深い色合いと風味があり、特に郷土料理に使用されます。
  7. 味噌たれしょうゆ(岐阜県):
    • 特徴: 甘味噌と醤油を組み合わせて作る調味料で、焼き肉やおでんに使われます。
  8. 南部しょうゆ(岩手県):
    • 特徴: 濃口醤油で、地元の料理に欠かせない調味料です。
  9. 薩摩しょうゆ(鹿児島県):
    • 特徴: さつまいもを原料とし、深い風味とコクがある醤油です。
  10. 宮崎しょうゆ(宮崎県):
    • 特徴: 地元の原料を使用し、さっぱりとした味わいが特徴です。

これらの地方特有の醤油は、それぞれの地域で栽培される大豆や原料、伝統的な製法に基づいて製造され、その地域の料理に欠かせない要素となっています。

 

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