ふろふき大根、鯖おろし煮、豚汁、菜の花ご飯 プロ直伝和風レシピ

和風

クッキングサロン小森 オリジナル和風レシピ(No.006)を紹介します。

今回は、ふろふき大根、鯖おろし煮、豚汁、菜の花ご飯の作り方を紹介します。
ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。

なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。

ダウンロードはココをクリック

1.ふろふき大根

日本の伝統的な家庭料理の定番です。大根の旨味がだし汁に染み込んで、箸が進む美味しさです。

材料(4人前)

  • 大根:1/2本
  • 黒胡麻:大さじ2
  • 味噌:大さじ1
  • 砂糖:大さじ2
  • 醤油:小さじ1
  • 出し汁:200cc B:
  • 片栗粉:小さじ1
  • 水:小さじ1 C:
  • 胡麻

👉出し汁:沸騰した湯(水:500cc程度)に鰹節を一掴み入れ、かき回して火を止め沈むのを待ってこす。

手順

  1. 大根の下ごしらえ
    • 大根は4cm厚さの輪切りにし、面取りしながら皮をむいて、米のとぎ汁に入れて串が通るまで茹でます。
  2. 黒胡麻味噌の調理
    • 黒胡麻、味噌、砂糖、醤油、出し汁を鍋に入れ、弱火で煮ます。
  3. 片栗粉でとろみをつける
    • 片栗粉を水で溶いて、煮物に加えてとろみをつけます。
  4. ふろふき大根の盛り付け
    • 大根を器に盛り、煮汁を少し張り、黒胡麻味噌をかけて、切り胡麻を散らして完成です。

 

2.鯖おろし煮

鯖おろし煮は、新鮮な鯖の切り身を使い、その上におろし大根をたっぷりかけた料理です。鯖の旨味とおろし大根の風味が絶妙に組み合わさり、食欲をそそります。

材料(4人前)

  • 鯖:4切れ
  • 片栗粉
  • 大根

調味料:

  • 出し汁:200cc
  • 醤油:大さじ3
  • 砂糖:大さじ1
  • 味醂:大さじ1

 

手順

  1. 鯖の下ごしらえ
    • 鯖を3枚に下ろし、1枚を半分に切ります。
    • 切った鯖に片栗粉をつけます。
    • 片栗粉をしっかりと鯖にまぶします。
    • 鍋に油を熱し、180度に温めます。
    • 揚げ物用の油で鯖を揚げ、カリッと揚げます。
    • 揚げたらキッチンペーパーで余分な油を取り除き、一旦取り置きます。
  2. 大根の下ごしらえ
    • 大根をおろして、軽く水気を切ります。
  3. 出し汁の準備
    • 鍋に出し汁、醤油、砂糖、味醂を入れて混ぜます。
  4. 煮立てる
    • 出し汁が煮立ったら、揚げた鯖を鍋に入れ、一度煮立ちさせ器に盛ります。
  5. 大根おろしを加える
    • 同じ鍋に大根おろしを加え、再び一煮立ちしたら鯖にかけます。

3.豚汁

さまざまな野菜や具材がたっぷりと入っています。これにより、バランスの良い栄養摂取が可能で、ヘルシーな食事の一部としても最適です。

材料(4人前)

  • 豚バラ肉:100g
  • 大根:200g
  • 人参:30g
  • ごぼう:350g
  • 里芋:3個
  • 葱:1本
  • こんにゃく:1/2枚
  • 豆腐:1/2丁
  • 信州味噌:50g
  • 八丁味噌:40g

 

手順

  1. 材料の下ごしらえ
    • 肉は薄切りにします。
    • 大根・人参いちょう切り、里芋輪切り、葱筒切り、こんにゃくはちぎり、豆腐はさいのめ切り。
    • ごぼうは乱切りにして、茹でておきます。
  2. 豚汁を作る
    • 鍋に水1200ccを入れ、火にかけて沸騰させます。
    • 沸騰したら、肉、大根、人参、ごぼう、里芋、こんにゃくを加え、強火でアクを取ります。アクが出てきたら、約1000ccになるまで煮ます。
    • 約1000ccになったら、味噌の半分を加え、大体800ccになるまで煮続けます。
  3. 仕上げ
    • 800ccになったら、残りの味噌を加え、豆腐と葱を鍋に入れ、煮立ったら醤油小さじ1を加えます。

 

4.菜の花ご飯

菜の花ご飯は、菜の花の独特の香りと風味が特徴です。その爽やかな香りが食欲をそそり、一口食べると春の訪れを感じることができます。

材料(4人前)

  • ご飯:3カップ
  • 塩:小さじ1
  • 水:3カップ
  • 菜の花:1束

手順

  1. 米の下ごしらえ
    • 米をよく洗い、30分ほど水に浸けておきます。
    • 水を切って、ざるにあげて水けを切ります。
  2. ご飯を炊く
    • 炊飯器に洗った米を入れ、水と塩を加えて普段通りに炊きます。炊きあがったら、ご飯をほぐしておきます。
  3. 菜の花の下ごしらえ
    • 菜の花は茹でるために、花と葉を別々に分けます。
    • 葉を微塵切りにします。これをご飯に混ぜて風味を加えます。
  4. 菜の花の茹でる
    • 花の部分を熱湯でさっと茹で、水に取り冷やして水けを切ります。
  5. 菜の花ご飯を作る
    • ご飯が炊きあがったら、炊飯器の内釜に葉の部分を散らし、茹でた花の部分を上に飾ります。
    • 炊飯器のスイッチを入れ、蒸らし状態で5分ほどおきます。これにより、菜の花の風味がご飯に移ります。

 

豆知識

本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。

菜の花の原産地

菜の花(なのはな)は、ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科(キャベツ科)に属する野菜で、主要な原産地はヨーロッパとされています。具体的には、地中海沿岸地域が菜の花の起源とされており、地中海地域で古代から栽培されていました。

日本においては、菜の花は奈良時代に中国から伝わり、その後日本の気候や土壌に適応し、栽培が広まりました。現代の日本では春の季節に広く栽培され、料理に使われています。しかし、菜の花は元々ヨーロッパ原産であるため、その本来の原産地は地中海地域とされています。

 

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