和食おすすめ3選 サラダ寿司、五月椀、天ぷらの和風レシピ

和風

クッキングサロン小森 オリジナル和風レシピ(No.008)を紹介します。

和食は日本の伝統的な料理文化として、多くの人に愛されています。季節感を大切にし、食材の鮮度や風味を最大限に引き出す調理法が特徴です。今回は、サラダ寿司、五月椀、天ぷらの3つのレシピをご紹介します。これらの料理はシンプルでありながら、その味わいは格別。初心者でもチャレンジしやすいレシピとなっていますので、ぜひお家での普段の食事や特別な日の料理に取り入れてみてください。

なお、ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。

なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。

ダウンロードはココをクリック

1.サラダ寿司

新鮮な野菜とちりめんじゃこが一体となったサラダ寿司。見た目も鮮やかで、健康的な一品です。

材料(4人前)

  • ちりめんじゃこ:100g
  • 胡麻:適量
  • 水菜:適量
  • いくら:適量
  • 酢:70cc
  • 砂糖:大さじ2
  • 塩:小さじ1/3

手順

  1. 寿司飯の準備
    ・酢、砂糖、塩を小鍋に入れ、砂糖が溶けるまで温めて合わせ酢を作る。
    ・炊きたてのご飯に合わせ酢を加え、さっくりと混ぜる。
    ・寿司飯を室温で冷ましておく。
  2. じゃこと胡麻の混ぜ込み
    ・寿司飯にちりめんじゃこと胡麻を加え、均一に混ぜる。
  3. 盛り付け
    ・混ぜた寿司飯の上に刻んだ水菜をのせる。
    ・その上にいくらをトッピングする。

2.五月椀

旬の食材を活かした五月椀は、日本の四季を感じられる一品。シンプルながらも深い味わいをお楽しみください。

材料(4人前)

A:主材料

  • 筍:50g
  • 椎茸:2枚
  • 三つ葉:1束
  • 葱:1/2本
  • 人参:30g

B:調味料

  • 出し汁:800cc
  • 塩:小さじ1
  • 酒:小さじ1.5

 

手順

  1. 野菜の下ごしらえ
    ・野菜を3cmの千切りにする。
    ・筍と人参は別にゆがく。
  2. 調味料との合わせ
    ・出し汁、塩、酒を鍋に入れて混ぜ合わせる。
    ・1で下ごしらえをした野菜を鍋に加える
  3. 煮込み
    ・中火で煮込む。野菜が柔らかくなるまで煮る。
  4. 仕上げ
    ・火を止め、三つ葉を加える。蓋をして2~3分蒸らす。
  5. 盛り付け
    ・器に盛り、お好みで葱を散らす。熱々をすぐに召し上がる。

 

3.天ぷら

サクサクの衣と新鮮な食材のジューシーさを楽しむ、日本の伝統的な料理、天ぷら。

材料(4人前)

A:主材料:

  • 海老
  • さつまいも
  • 人参
  • 椎茸
  • ごぼう

B:天つゆの材料:

  • 醤油:30cc
  • 味醂:30cc
  • 出し汁:90cc

C:衣の材料:

  • 卵:1個
  • 冷水:200cc
  • 小麦粉:適量

冷水ではなく無糖の炭酸水を使うと、サクサクになりやすいです。

手順

  1. 天つゆの準備:
    ・醤油、味醂、出し汁を鍋に入れ、一煮立ちさせる。
  2. 食材の下ごしらえ:
    ・海老は尾を残し、残りの部分を剥き、剣先を取る。足の部分に深めに包丁を入れて、背の方から押すようにして伸ばす。
    ・人参とごぼうは太めの千切りにする。
    ・椎茸の石ずきを取り除く。
  3. 衣の作成:
    ・卵をボウルに割り入れ、冷水を加える。小麦粉を少しずつ加えながら、混ぜすぎないように混ぜる。
  4. 天ぷらの揚げ方:
    ・油を180度に熱する。
    ・食材に下粉をつけ、衣を絡めてから油で揚げる。
    ・天ぷらがきつね色になり、音が「ちりちり」とするようになったら、取り出して油を切る。

豆知識

本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。

五月椀の名前の由来と歴史

五月椀(さつきばち)は、日本の伝統的な料理の一つで、特に五月に食されることからその名が付いています。

名前の由来: 「五月椀」という名前は、その名の通り、五月(さつき)に特に食べられることから名付けられました。五月は旧暦の五月を指しており、この時期は新緑が美しく、新たな食材が豊富に手に入る季節です。五月椀は、この時期にとれる旬の食材を使って調理されることが多いです。

歴史: 五月椀の起源については明確な記録は少ないですが、古くは平安時代から室町時代にかけての貴族の間で、季節の行事や茶の湯などの席で、季節感を楽しむための一品として供されていたと言われています。特に茶の湯の文化が栄えた室町時代以降、季節感を大切にした和食が発展し、五月椀のような季節を感じる料理が多く生まれました。

五月椀に使用される具材は、筍や春の若芽、新しい野菜など、五月の旬の食材を中心に選ばれます。出汁とともに煮て、さっぱりとした味わいが楽しめるのが特徴です。

また、五月椀は見た目の美しさも重要視されており、器や盛り付けにも工夫が凝らされることが多いです。季節感を感じさせる繊細な盛り付けは、目でも楽しむことができるため、特別な日や接待などの場面で提供されることも多いです。

天ぷらで炭酸水を使うとサクサクになる理由

天ぷらの衣をサクサクにするために炭酸水を使用する理由は、炭酸水の特性によるものです。以下にその主な理由を説明します。

  1. ガスの放出: 炭酸水に含まれる二酸化炭素が加熱されるとガスとして放出されます。このガスが衣の中で小さな空気の穴を作り出し、衣がサクサクと軽い食感になります。
  2. 低い温度: 炭酸水は通常の水よりも冷えやすい特性があります。そのため、炭酸水を使って作った衣の生地は比較的低い温度を保つことができます。冷たい衣を高温の油で揚げると、衣がすぐに固まり、外側がサクサク、中はふんわりとした食感になります。
  3. 衣の薄さ: 炭酸水を加えると、生地がより薄く流れる性質を持ちます。このため、食材に衣をつけるときに薄く均一にまとわりつくので、揚げたときに一定のサクサク感を持つ天ぷらに仕上がります。
  4. 軽い食感: 炭酸水のガスが放出されることで、衣が密になりすぎず、軽い食感を持つ天ぷらができ上がります。

炭酸水を使うことで、伝統的な天ぷらの衣よりもさらに軽く、サクサクとした食感の天ぷらを楽しむことができます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました