クッキングサロン小森 オリジナル中華レシピ(No.002)を紹介します。
中華料理の奥深さと「プロの味」の秘密を、家庭で簡単に再現したいと思いませんか?今日は、鶏の黄金焼き、烏賊胡瓜辛子和え、セロリと胡瓜の中華風サラダの中華絶品三品をご紹介します。これらの組み合わせが食卓を特別なものに変えてくれます。このレシピで、皆さんのキッチンもプロの中華料理店のような香りで満たされることでしょう。
なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。
1.鶏の黄金焼き
香ばしい鶏の黄金焼きは、塩と酒のシンプルな味付けで、鶏もも肉のジューシーさが際立ちます。トッピングの葱との相性も抜群で、ちんげん菜のシャキシャキ感との組み合わせが最高です!
材料(4人前)
- 鶏もも肉:2枚
- 卵:2個
- 葱:1本
- ちんげん菜:適量
- 塩:少々
- 酒:大5
- 小麦粉:適量
- サラダ油:適量
- 水:大6
- 胡麻油:少々
手順
- 鶏もも肉の下ごしらえ
・鶏もも肉に5mm幅で包丁を入れる。
・塩、酒大1を鶏もも肉にもみ込み、10分放置する。 - 揚げ焼きの下準備
・卵をよく溶き、小麦粉を準備する。 - 鶏の焼き加減
・多めのサラダ油を熱し、鶏もも肉に小麦粉、溶き卵をつけて中火で焼く。
・きれいな色がついたら返し、弱火にしてゆっくりと焼く
・焼き上がったら余分な油は捨てる。 - 葱との絡め焼き
・焼き上がった鶏の上に葱の千切りを乗せる。
・酒大4、水大6、塩小1/2を鍋やフライパンに加え、蓋をして3分程煮る。
・最後に胡麻油を少々落とす。 - 盛り付け
・ちんげん菜を器に盛り、上に焼き上がった鶏をのせる。
2.烏賊胡瓜辛子和え
プリップリの烏賊の食感とシャキシャキの胡瓜が絶妙にマッチした一品。辛子のきいた調味料で和えることで、さっぱりとした味わいに仕上がります。
材料(4人前)
- 烏賊:2杯
- 胡瓜:3本
- 塩:適量
- 溶き辛子:小1
- 酒:小1
- 醤油:大2
- 胡麻油:小1
手順
- 烏賊の下ごしらえ
・烏賊の皮を剥き、2つに切る。
・切った烏賊を霜降りの状態にする。
・その後、氷水に浸け、そぎ切りにする。 - 胡瓜の下ごしらえ
・胡瓜の2本を斜め薄切りにする。
・薄切りにした胡瓜に塩を振り、しばらく置いた後に水で洗う。
・残りの胡瓜はピーラーを使用して細長く切る。 - 辛子和えの調味料を作成
・溶き辛子、酒、醤油、胡麻油をボウルに入れてよく混ぜ合わせる。 - 烏賊と胡瓜を和える
・調味料と烏賊、斜め切りにした胡瓜をボウルに入れ、よく混ぜ合わせる。
・和えたものを皿に取り、細長く切った胡瓜で飾る。
3.セロリと胡瓜中華風サラダ
シャキシャキの食感とさっぱりとした味わいが魅力の一品。中華風ドレッシングの香ばしさと甘酸っぱさが、野菜の味を引き立てています。
材料(4人前)
- セロリ:1本
- 胡瓜:2本
- 人参:少し
- 醤油:大1.5
- 酢:大3
- 砂糖:大1
- 胡麻油:小2
手順
- 野菜の下ごしらえ
・セロリ、胡瓜、人参を5cm程度の短冊切りにする。
・人参だけは切った後、茹でておく。 - 中華風ドレッシングの調整
・ボウルに醤油、酢、砂糖、胡麻油を入れ、よく混ぜ合わせる。 - 野菜とドレッシングを和える
・短冊切りにした野菜と中華風ドレッシングをボウルに入れ、全体がよく混ざるように和える。
豆知識
本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。
イカは、なぜ「烏賊」と書くのか
いくつか説があるようです。
- 烏のような色:イカの体の色は黒っぽい色をしており、それが「烏」(カラス)を連想させるという説があります。特に、イカの墨は非常に黒いため、その色から「烏」という字が当てられたとも考えられます。
- 動きが速い:イカは水中を高速で動くことができ、その動きが空を飛ぶ烏の動きに似ているとも言われています。このため、「烏」という字が使われたという解釈もあります。
- 伝統的な命名法:古くから、特定の動植物の名前を付ける際に、それらの特徴や性質を連想させる漢字を組み合わせて名前を付けることが一般的でした。このため、イカの特徴や性質を連想させる「烏」や「賊」などの漢字が使用された可能性が考えられます。
チンゲン菜の由来
「ちんげん菜」は、日本での名称で、中国原産の野菜です。英語では「Bok choy」や「Pak choi」とも呼ばれます。この野菜は、アブラナ科に属する葉菜で、中国を中心にアジア各国で広く栽培されています。中国料理をはじめ、多くのアジア料理で使用される人気の野菜です。
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