クッキングサロン小森 オリジナル中華レシピ(No005)を紹介します。
中華料理はその深い味わいとバリエーションの豊かさで、多くの人々を魅了してきました。今回、私は「中華風ハンバーグ醤油煮」「春菊の炒め物」「あさりのお粥」をご紹介します。これらの料理を組み合わせることで、家庭でもプロの味を再現し、中華の風情を楽しむことができます。特別な日や家族の集まる食卓に、是非挑戦してみてください。
なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。
1.中華風ハンバーグ醤油煮のレシピ
白菜と椎茸の旨味が染み出た和風の出汁と、じゅわっとジューシーな豚ひき肉のコンビネーションは必見!中華風ハンバーグ醤油煮で、特別な食卓を演出しましょう。
材料(4人前)
- 豚ひき肉:300g
- しょうが:1片
- 葱:1/2本
- 片栗粉:大さじ3
- 白菜:400g
- 椎茸:4枚
- 塩:小さじ1/2
- 卵:1個
- 酒:大さじ3 (肉用大さじ2、煮込み用大さじ1)
- コショウ:少々
- 水:50~100cc
☆
- 和風出汁:400cc
- 醤油:大さじ2.5
- 砂糖:大さじ1
👉和風だし:煮干し10本 だし昆布2枚を水に入れて 沸騰直前に昆布を引き上げ 5分程煮て漉す
手順
- 下ごしらえ
・葱を微塵きりにし、片栗粉をまぶす。
・白菜はざく切り、椎茸はそぎ切りにする。 - 肉団子の調理
・肉に、しょうが汁、塩、卵、酒、コショウを入れ、よく練り混ぜる。
・水を少しずつ加えながらさらによく練り、片栗粉をまぶした葱を加えて8つの団子に形成。
・油を熱して肉団子を両面焼き、一度取り出す。 - 煮込み
・同じフライパンで白菜と椎茸を炒め、☆印の調味料を加える。
・焼きあがった肉団子を戻し入れ、弱火で5分程度煮込む。
・片栗粉大さじ1の水溶きを加えてとろみをつけ、仕上げに胡麻油を落とす。
2.春菊の炒め物
この春菊の炒め物は、豚肉の旨味と春菊の独特な風味が絶妙に組み合わさった、シンプルでありながら奥深い味わいの料理です。食卓の一品として、ぜひお試しください。
材料(4人前)
- 春菊:2束
- 豚肉:150g
- 胡麻油:適量
- 酒:大1
- 醤油:大3
- 砂糖:小2
手順
- 春菊の下ごしらえ
・春菊は洗い、軽く茹でて水で冷やす。
・茹で上げた春菊を5cmの長さに切る。 - 豚肉の調理
・豚肉を細切りにする。 - 炒める
・フライパンに胡麻油を熱し、豚肉を炒める。
・豚肉が白くなったら、春菊を加えてさらに炒める。
・酒、醤油、砂糖をフライパンに加えてよく混ぜる。全体がよく混ざったら火を止める。
3.あさりのお粥
身体にやさしいあさりのお粥。シンプルな材料で作るこのお粥は、あさりの深い味わいと浅葱の香りが食欲をそそります。日常の食卓に、または朝食としてもぴったりの一品です。
材料(4人前)
- 米:1cap
- 水:12cap
- あさり:1pac
- 浅葱:適量
- 塩:少々(味付け用)
手順
- 米の下ごしらえ
・米を洗ってざるに上げ、しっかりと水を切る。 - お粥の炊き始め
・炊飯器に米と水を入れ、40分かけて炊き始める。 - あさりの追加
・炊き進める中、あさりを加え、さらに炊き続ける。 - 味付け
・お粥がほぐれてきたら、適量の塩を加えて混ぜ、味を調整する。 - 浅葱のトッピング
・仕上げに、浅葱をみじん切りにしてお粥の上に散らす。
豆知識
本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。
中華料理が日本に来たのはいつ
中華料理の導入は日本の歴史の中で非常に古い時期から始まっています。古代の交易や文化交流を通じて、様々な中華の食文化や調理技術が日本に伝えられました。以下に大まかな時代ごとの中華料理の伝来を概説します。
- 古代: 日本と中国の間の交流は古代から続いていました。この時代から、中国の食材や調味料、そして調理法などが日本にもたらされています。
- 平安時代: 遣唐使を通じての文化交流が盛んに行われる中で、多くの中華の食材や料理法が日本に紹介されました。
- 江戸時代: 江戸時代には長崎を中心とした対外貿易により、多くの中国文化が再び日本に流入しました。この時期には具体的な中華料理店が現れるようになりました。
- 明治以降: 明治維新後の近代化政策の一環として、多くの外国文化が日本に導入されました。この時期には、多くの中華人が日本に移住してきて、都市部を中心に多くの中華料理店が開業しました。明治、大正、昭和と時代が進むにつれて、日本独自のアレンジが加えられた「中華料理」が発展していきました。
現代の日本の中華料理は、古代からの伝統的な技法と、近代の日本独自のアレンジが融合した独特のものとなっています。
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