クッキングサロン小森 オリジナル洋風レシピ(No.107)を紹介します。
西シェフ考案オリジナルレシピをご紹介します!この度、洋風のテイストを取り入れて、皆様に「プロの味」をご家庭で楽しんでいただける料理を紹介します。ガトーショコラバナナ添え、ひらめのそら豆ソース、牛肉ロースト新玉葱添え、帆立貝酢浸けが、特別なディナータイムを彩ります。美味しさとともに、シェフの技を感じてください。
ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて加減してください。
なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。
1.ガトーショコラバナナ添え
ガトーショコラにトロトロの焼きバナナをトッピング!リッチなチョコレートの風味と、香ばしいラム酒が引き立つバナナが絶妙にマッチします。
材料(4人前)
A:ガトーショコラ
- チョコレート:200g
- バター:120g
- 粉砂糖:150g
- 卵:4個
- 小麦粉:50g
- ココア:適量(仕上げ用)
B:バナナのトッピング
- バナナ:1本
- 粉砂糖:適量
- バター:少量
- ラム酒:適量
手順
- チョコレートの準備
- チョコレートを湯煎で溶かし、一旦脇に置く。
- バターと粉砂糖の混合
- 柔らかくしたバターと粉砂糖を混ぜ合わせる。
- 卵の黄身を加え、よく混ぜる。
- 生地の完成
- 溶かしたチョコレートと小麦粉を上記のバター混合物に加え、混ぜる。
- 卵白を別のボウルでしっかりと泡立て、2の生地に少しずつ加えて混ぜる。
- 焼成
- 生地を型に流し入れる。
- 予熱した180度のオーブンで25分焼く。
- 焼きあがったら取り出し、完全に冷めたらココアを振りかける。
- バナナのトッピング
- バナナを薄切りにする。
- 別のフライパンでバターを溶かし、バナナを入れて焼く。
- 焼き色がついたら粉砂糖を振りかけ、さらに焼き色をつける。
- ラム酒を振りかけて火を通す。
2.ひらめのそら豆ソース
旬のひらめをメインに、焼き茄子と香ばしい空豆ソースで彩った一品。バジルとパルメジャーノが効いたソースが、ひらめの上品な味わいを引き立てます。
材料(4人前)
A:ひらめの下ごしらえ
- ひらめ:320g
- 塩:適量
- コショウ:適量
B:焼き茄子
- 茄子:4本
- ビネガー:適量
- オリーブオイル:適量
- 塩:適量
- コショウ:適量
C:空豆ソース
- 空豆:30粒
- オリーブオイル:適量
- ビネガー:適量
- 塩:適量
- コショウ:適量
- パルメジャーノ:適量
- バジル:適量
手順
- ひらめの調理
・ひらめを8×8の角に切り、塩、コショウを振って味をつける。
・中火のフライパンで焼き色がつくまで焼く。 - 焼き茄子の調理
・茄子を薄切りにする。
・フライパンにオリーブオイルを少し熱し、茄子を焼く。
・焼き上がった茄子にビネガー、オイル、塩、コショウを振って味を調える。 - 空豆ソースの調理
・空豆は塩茹でして皮を取り除く(飾り用に少し残す)。
・塩茹でした空豆、オイル、ビネガー、塩、コショウ、パルメジャーノ、バジルをミキサーに入れてなめらかになるまで撹拌する。
・味を見て、必要なら塩やコショウで調味する。 - 盛り付け
・皿の中央に焼き上げたひらめを盛る。
・その上に焼き茄子を乗せる。
・周りに空豆ソースをかける。
3.牛肉ロースト新玉葱添え
柔らかく焼き上げたローストビーフに、香ばしい新玉葱の炒めものとツナソースの組み合わせ。この一皿で、特別なディナータイムを演出します。
材料(4人前)
A:ローストビーフの下ごしらえ
- 牛ランプ肉:1kg
- 塩:適量
- 黒コショウ:適量
B:ソースの材料
- ツナ缶:1個
- ニンニク:1片
- アンチョビ:2本
- 卵黄:1個
- オリーブオイル:適量
- パセリ:適量
- ビネガー:適量
C:新玉葱の炒めもの
- 新玉葱:適量
- メークイン:適量
- サラダ油:少量
手順
- ローストビーフの調理
・牛ランプ肉に塩、黒コショウを振ってしっかりと味をつける。
・中火のフライパンで全面を焼き色がつくまで焼く。
・オーブンで中心部が55度になるまで加熱し、焼き上げる。 - 新玉葱の炒めもの
・新玉葱とメークインを薄切りにする。
・フライパンにサラダ油を少し熱し、新玉葱とメークインをゆっくりと炒める。 - ツナソースの調理
・ツナ缶、ニンニク、アンチョビ、卵黄、パセリをフードプロセッサーやミキサーにかけて滑らかにする。
・オイルとビネガーを少しずつ追加しながら、味を調整して混ぜ合わせる。
4.帆立貝酢浸け
鮮やかな色合いが目を引く帆立の酢浸け。帆立の旨味を引き立てる昆布茶の香りと、人参とパセリのサラダが一口ごとにアクセントを加えます。オレンジのフレッシュな酸味が、全体の味を引き締めます。
材料(4人前)
A:帆立の下ごしらえ
- 帆立貝:8個
- 塩:少量
- 昆布茶:適量
B:人参とパセリのサラダ
- 人参:1本
- パセリ:適量
- 塩:少量
- 黒コショウ:少量
- オリーブオイル:適量
- ビネガー:適量
C:オレンジの下ごしらえ
- オレンジ:1個
手順
- 帆立の下ごしらえ
・帆立貝を薄切りにし、塩と昆布茶を振りかける。
・30分ほど置き、味を馴染ませる。 - 人参とパセリのサラダの調理 ・
人参をグラインダーやフードプロセッサーで細切りにする。
・パセリをみじん切りにし、人参と合わせる。
・塩、黒コショウ、オリーブオイル、ビネガーを加え、味を調整する。 - オレンジの下ごしらえ
・オレンジの皮を千切りにし、茹でてアクを取り除く。
・オレンジの果肉をきれいにカットする。 - 盛り付け
・皿の中央に2の人参とパセリのサラダを盛り、その周りに1の帆立貝をきれいに並べる。
・オレンジの果肉と皮をトッピングする。
豆知識
本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。
西シェフ:センチュリーハイアット シュノンソーの名シェフ
西シェフのキャリアはまさに国際的。彼はフランスの名門ジョルジュサンクでの経験を持ち、その後はカナダのリッツホテルでの研鑽を積まれました。
その後、日本へ帰国し、数々の有名ホテルで腕を振るいましたが、特に彼の功績として輝かしいのはセンチュリーハイヤット シュノンソーのシェフとしての時期です。
クッキングサロン小森と、西シェフの出会いは、川上先生の紹介によるものです。食事会で初めてお会いした際、彼の料理に魅了されました。その後、シュノンソーでギノーさん主催の食事会にも参加し、その味わいと技術に再び感動。幸いにも、住まいが近かったため、クッキングサロン小森で特別レッスンの依頼も快く引き受けてくださいました。
西シェフの技術と熱意が一皿一皿に表れていて、その日の記憶は今でも鮮明です。
なお、このブログに紹介しているレシピは、クッキングサロン小森のために考案していたただいた、完全オリジナルレシピです。
名シェフのオリジナルレシピをぜひ家で堪能してください!
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