フォアグラテリーヌ、帆立貝と海老のベニエ、牛肉ピザ包み、くるみケーキ

西シェフレシピ

クッキングサロン小森 オリジナル洋風レシピ(No.108)を紹介します。

西シェフ考案オリジナルレシピをご紹介します。洋風のテイストを取り入れ、プロの味を家庭で再現することができるレシピばかりです。

フォアグラ照り焼きテリーヌ、帆立貝と海老のベニエ、牛肉のピザ包み焼きは、一品一品が特別な味わいを持っています。最後にクルミのケーキフォンダンで甘い締めくくりを。ぜひ挑戦して、家族や友人を驚かせてみてください。

ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。

なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。

ダウンロードはココをクリック

1.フォアグラ照り焼きテリーヌ

伝統的なフォアグラのテリーヌを、和風のアクセントで一新。照り焼きの風味と果実の甘さが絶妙に絡み合い、食べるたびに幸せな気分にさせてくれる一品です。

材料(4人前)

  • フォアグラ:240g
  • 醤油:小さじ4
  • 味醂:小さじ2
  • 酒:小さじ2
  • スライスアーモンド:適量
  • ブランデー浸けレーズン:適量
  • マンゴー:1個
  • カイワレ:適量
  • バター:10g
  • グラニュー糖:大さじ1

手順

  1. フォアグラの下ごしらえ
    ・前日にフォアグラを8枚に切り分けます。
    ・切ったフォアグラを醤油、味醂、酒の混ぜ合わせたもので浸けます。
  2. テリーヌの組み立て
    ・浸けたフォアグラを焼きます。
    ・焼き上がったフォアグラをラップを敷いた型に入れ、スライスアーモンド、ブランデー浸けレーズンを交互に重ねていきます。
    ・最後にフォアグラをのせ、上から重しをして冷蔵庫で一晩冷やします。
  3. マンゴーの焼き加減
    ・マンゴーをスライスします。
    ・バターとグラニュー糖を入れたフライパンでマンゴースライスを焼きます。
  4. ソースの完成
    ・手順1で使用したたれの残りをフライパンに入れ、温めてソースにします。

 

2.帆立貝と海老のベニエ

帆立貝と海老のベニエは、外はサクッと中はジューシーな食感が楽しめる一品です。フルーツビネガーの酸味がアクセントとなり、ベビーリーフとの相性も抜群!

材料(4人前)

  • 帆立貝:4個
  • 海老:8本
  • フルーツビネガー:適量
  • ベビーリーフ:適量

A:ベニエの衣

  • 小麦粉:120g
  • 牛乳:100cc
  • 卵:1個
  • ベーキングパウダー:3g

手順

  1. ベニエの衣の準備
    ・Aの材料(小麦粉、牛乳、卵)を混ぜ合わせ、滑らかな生地を作ります。
  2. 揚げる
    ・帆立貝と海老をベニエの衣にくぐらせ、160度の油できつね色になるまで揚げます。
  3. 盛り付け
    ・フルーツビネガーを器に散らし、中央に揚げた帆立貝と海老を置きます。
    ・その周りにベビーリーフを散らします。

3.牛肉のピザ包み焼き

香ばしい牛肉とジューシーなモッツァレラが包み込まれた、一口サイズのピザ包み焼きは、パーティーや家族の団らんにピッタリの一品です。

材料(4人前)

  • 牛肉:320g
  • シャンピニオン:1pac
  • モッツァレラチーズ:適量
  • 玉葱:1/2個
  • ニンニク:1片
  • 塩:適量
  • コショウ:適量
  • 刻みパセリ:適量
  • トマト:3個
  • 黒オリーブ:適量

A:ピザ生地の材料

  • 小麦粉:125g
  • 強力粉:125g
  • イースト:8g
  • オリーブオイル:30cc
  • 湯:180cc
  • 塩:小さじ1/2

 

手順

  1. ピザ生地の作成
    ・Aの材料を混ぜ合わせて、生地を作ります。十分にこねた後、発酵させます。
  2. 具材の下ごしらえ
    ・玉葱とニンニクを微塵切りにして炒めます。
    ・シャンピニオンを刻んで炒め、塩、コショウ、刻みパセリを加えて調味します。
  3. 肉の焼き&包み焼きの下ごしらえ
    ・牛肉の表面を軽く焼きます。
    ・2の具材を牛肉の上に乗せ、モッツァレラチーズをのせます。
    ・1のピザ生地を薄く伸ばし、牛肉を包むように巻きます。
    ・200度のオーブンで10分焼きます。
  4. ソースの作成
    ・玉葱とニンニクを炒め、トマトのコンカッセを加えてさらに炒めます。
    ・塩、コショウ、黒オリーブを加えて調味します。

4.クルミのケーキフォンダンかけ

伝統的なケーキの風味と新しいセンセーションを求める方にオススメ。サクサクのクルミとしっとりとしたケーキ、甘さを引き立てるラム酒のフォンダンが最高のハーモニーを奏でます。

材料(4人前)

A:ケーキの材料

    • バター:100g
    • チョコレート:100g
    • 小麦粉:150g
    • 卵:4個
    • 粉砂糖:200g
    • クルミ:100g

B:フォンダンの材料

    • 粉砂糖:50g
    • ラム酒:50cc

手順

  1. バターとチョコレートの混合
    ・バターを柔らかくして溶かします。
    ・溶かしたチョコレートと混ぜ合わせます。
  2. 卵と粉砂糖の泡立て
    ・卵黄に粉砂糖の半分を入れて、泡立てます。
  3. 生地の合成
    ・1のバターチョコレート混合物を2の泡立てた卵黄に加え、よく混ぜ合わせます。
    ・小麦粉を追加し、さらに混ぜます。
    ・卵白を泡立てる際、残りの粉砂糖を加えてメレンゲにします。
    ・このメレンゲを先ほどの混合物に加え、軽く混ぜます。
  4. 焼き上げ
    ・生地を型に流し入れ、180度のオーブンで30分焼きます。
    ・ケーキの表面にBのフォンダンを塗り、更に10分焼きます。

豆知識

本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。

ベニエ(ベニェ)について

ベニェ(beignet) は、フランス語で「揚げ物」や「フリッター」を意味する言葉です。多くの場合、生地や食材を揚げたものを指します。

歴史と由来

  • ベニェの起源は中世ヨーロッパにまでさかのぼることができます。当時、揚げパンや揚げた生地のスナックは多くの国で人気がありました。
  • ベニェはフランスで発展し、特にマルディグラの祭りの時期によく食べられる伝統として知られています。
  • アメリカのルイジアナ州、特にニューオーリンズでは、ベニェは非常に人気があり、地元の文化の一部として広く受け入れられています。これは、18世紀にフランスから移民としてきた人々が、ベニェのレシピを持ち込んだことに起因しています。
  • 今日、ニューオーリンズでは、ベニェはカフェ・デュ・モンドのような場所で、カフェ・オ・レとともに提供されています。

まとめ

ベニェは中世ヨーロッパの伝統的なフレンチ・ドーナツであり、時を経てフランスやアメリカのニューオーリンズの文化の一部として確固たる地位を築いています。揚げたてのホットで、ふわっとした中とサクッとした外側、そしてその上に振りかけられた粉砂糖の甘さが、多くの人々に愛される理由です。

 

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