クッキングサロン小森 オリジナルランチ&デザートのレシピ(No.005)を紹介します。
「ランチ&デザート」の時間が、もっと楽しみになること間違いなし!今回は、プロの味を自宅で再現できるクレープ、梅干しパスタ、そしてきのこのサラダのレシピを紹介します。これらの組み合わせは、味のバランスが絶妙で、毎日の食卓に新しい風をもたらします。試してみて、新しい味の発見を楽しんでください。
ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。
なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。
1.クレープ
家で簡単に作れるプロフェッショナルなクレープレシピ。リンゴのフィリングと香り高いブランデーとラム酒で、特別なデザートタイムを演出します。
材料(4人前)
A:クレープの生地
- 小麦粉:250g
- グラニュー糖:45g
- 卵:6個
- 牛乳:500cc
- バター(溶かし):40g
- 塩:少々
- ブランデー:小さじ1
B:リンゴのフィリング
- リンゴ:2個
- バター:30g
- グラニュー糖:40g
- シナモン:1本
- ラム酒:適量
手順
1. クレープの生地の作成
・ボールに小麦粉、グラニュー糖、塩を入れて良く混ぜる。
・中央をくぼませフォンセの形にし、卵を入れてよく混ぜる。
・牛乳を少しずつ加えながらさらに混ぜる。
・ブランデーを加え、1時間寝かせる。
・寝かせた生地に溶かしバターを入れ、よく混ぜる。
・フライパンでクレープを焼く。
2. リンゴのフィリングの作成
・リンゴを8等分し、5mmの銀杏切りにする。
・バターをフライパンで溶かし、リンゴを加える。
・リンゴが飴色になったら、グラニュー糖を加える。
・砂糖が溶けたら、シナモンとラム酒を入れる。
3. クレープの完成
・焼いたクレープにリンゴのフィリングをのせて包み、お好みでトッピングをして完成。
2.梅干しパスタ
梅干しのさっぱりとした酸味が夏にピッタリの一品。甘エビや帆立貝の旨みと相まって、新感覚の和風パスタを楽しめます。
材料(4人前)
- 甘エビ:適量
- 帆立貝:適量
- トマト:適量
- ブロッコリー:適量
- 黄パプリカ:適量
- パセリ:適量
- 塩:少々
- コショウ:少々
- 梅干し:2個
- マスタード:小さじ2
- オリーブオイル:50cc
- 醤油:適量
手順
1. 材料の下ごしらえ
・甘海老と帆立貝に軽く塩とコショウを振る。
・野菜を食べやすい大きさに切る。
2. 梅干しソースの作成
・梅干し、マスタード、塩、オリーブオイルをボウルに入れて混ぜる。
・味を見て、適量の醤油を加える。
3. パスタの調理
・パスタを指定の時間、塩を加えた湯で茹でる。
・茹で上げたら、オイルをからめて梅干しソースで和える。
・仕上げに切った野菜を上に飾る。
3.きのこのサラダ
ベーコンの旨みとフレッシュなキノコのコンビネーションが絶妙。シンプルながらも満足感のあるきのこのサラダです。
材料(4人前)
- ベーコン:100g
- シャンピニオン:1パック
- しめじ:1パック
- ベビーリーフ:適量
- 塩:少々
- こしょう:少々
※ドレッシングの材料(お好みのものを用意するか、以下の基本のドレッシングを試してみてください)
- オリーブオイル:大さじ2
- 酢:大さじ1
- 塩:少々
- こしょう:少々
手順
1. 材料の下ごしらえ
・ベーコンを細切りにし、きのこは食べやすい大きさに手でほぐす。
2. ベーコンときのこの炒める
・フライパンにベーコンを入れ、中火でカリカリになるまで炒め取り出す。
・しめじとシャンピニオンを同じフライパンで炒める。
・きのこがしんなりとしたら、塩とこしょうで調味し、取り出す。
3. ドレッシングの作成
・ボウルにオリーブオイル、酢、塩、こしょうを入れ、よく混ぜ合わせる。
4. サラダの組み立て
・炒めたきのこ、ベーコン、ベビーリーフをボウルに入れ、ドレッシングをかけて和える。
・盛り付ける際に、ベビーリーフを底に敷き、上にきのことベーコンをのせる。
豆知識
本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。
ラム酒について
ラム酒の作り方:
ラム酒は、サトウキビから作られる蒸留酒であり、主にカリブ海やラテンアメリカで生産されています。以下は基本的な作り方の概要です:
- 原材料の収穫: サトウキビを収穫します。
- 絞り: 収穫したサトウキビからジュースを絞り取ります。
- 発酵: サトウキビジュース(または砂糖蜜)を大きなタンクやバットで発酵させます。この過程で、糖分がアルコールに変わります。
- 蒸留: 発酵した液体を蒸留機にかけて、アルコール分を濃縮します。
- 熟成: 一部のラム酒は、樽で熟成させることで風味や色を深めます。
- ブレンドと瓶詰め: 熟成が終わったら、他のラム酒とブレンドし、瓶詰めされます。
ラム酒の歴史:
ラム酒の起源は完全に明確ではありませんが、以下はその概要です:
- 初期: サトウキビは古代インドや中国で栽培されていました。中世になると、アラブの商人や征服者たちを通じて、サトウキビ栽培は地中海地域に広がりました。
- 15世紀: ヨーロッパの探検家たちが新大陸にサトウキビを持ち込みました。特にカリブ海地域でのサトウキビの栽培が成功し、ここからラム酒の生産が始まったと考えられています。
- 17世紀: カリブ海の島々では、サトウキビの生産とラム酒の蒸留が盛んになりました。この時期、ラム酒は「キリングタイム」とも呼ばれ、海賊や海軍の船員の間で人気のある飲み物となりました。
- 18-19世紀: ラム酒の人気はヨーロッパや北アメリカにも広がりました。この時期、ラム酒の贸易は多くの国々の経済に影響を与えました。
- 現代: 現在、ラム酒は世界中で楽しまれており、多くのブランドや種類が存在します。品質の高いプレミアムラム酒も増えてきており、シングルモルトやエイジドラムなど、様々なスタイルのラム酒が人気を集めています。
ラム酒の歴史は、その製造方法や文化的背景、経済的要因など、多岐にわたる要素に影響を受けて形成されてきました
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