クッキングサロン小森 オリジナルランチ&デザートのレシピ(No.007)を紹介します。
「ランチ&デザート」の時間、皆さんは何を選びますか?本日は、プロの味を家庭で再現するレシピをご紹介します。シュークリームの甘さとシーフードサラダのさっぱりとした味わい、そして鯵と野菜のパスタのシンプルながら豊かな味わいを組み合わせて、完璧なランチタイムを演出してみませんか?お家での手作りの楽しさを、これらのレシピとともに感じてください。
ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。
なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。
1.シュークリーム
自家製のシュークリームでお家カフェを楽しんでみませんか?このレシピで、プロの味を再現することができます。ふんわりとしたシュー皮と、クリーミーなカスタードクリームの組み合わせは、きっとあなたの心をつかむことでしょう。
材料(20個分)
A:シュークリームの皮の材料
- バター:80g
- ⽔:200cc
- 塩:少々
- グラニユー糖:10g
- ⼩麦粉:120g
- 卵:4個
B:カスタードの材料
- 卵黄:6個
- グラニユー糖:150g
- ⼩麦粉:50g
- ⽜乳:500cc
手順
1. シュークリームの皮を作成
- 鍋にバター、水、グラニユー糖、塩を入れて中火にかけ、沸騰させます。
- 沸騰したら火から下ろし、⼩麦粉を一度に加え、よく混ぜて一塊にします。
- 再度火にかけて水分を飛ばす。鍋底に薄い膜ができるまで練り続けます。
- 火から下ろし、溶き卵を1個ずつ追加。3回くらいに分けて混ぜます。
- 4個目の卵は、固さを確認しながら少しずつ加え、ゆっくりとヘラから落ちるような固さにします。
- 生地を絞り袋に入れ、4cmの丸をオーブンシートの上に絞り出します。
- オーブンを200度に予熱し、15分焼きます。その後、180度で10分焼きます。オーブンを止めて、5分そのまま放置します。
2. カスタードクリームを作成
- 卵黄にグラニユー糖を少しずつ加え、白くなるまでよく混ぜます。
- ⼩麦粉を加えて混ぜ、温めた⽜乳を少しずつ加えてよく混ぜます。
- その後、混ぜたものを鍋に移し、中火で混ぜ続けます。
- 鍋底から沸騰してきたら、1分間さらによく混ぜます。
- 混ぜたものを器に移し、上に薄くバターを塗って膜を作ります。冷めたら再度よく混ぜます。好みでリキュールを加えて混ぜます。
2.シーフードサラダ
海の幸の宝石箱、シーフードサラダをご紹介します。新鮮な烏賊、あさり、たこ、帆立貝を使用し、ハーブとオリーブオイルのドレッシングで味わい深く仕上げました。一口食べれば、海の風味が口いっぱいに広がります。
材料(4人前)
- 烏賊:1杯
- セロリ:2本
- あさり:200g
- たこの足:2本
- 帆立貝:4個
- パセリ:適量
- ベビーリーフ:適量
A:ドレッシングの材料
- 塩:小さじ2/3
- 砂糖:小さじ1/2
- マスタード:小さじ2
- ビネガー:50cc
- オリーブオイル:150cc
- コショウ:少々
- 玉葱:大さじ2
- パセリ:大さじ2
- あさつき:大さじ2
手順
1. 烏賊の下ごしらえ
- 烏賊を1枚に開き、包丁の背でたたき柔らかくします。
- 塩を振り、霜降りにしてから、一口大のそぎ切りにします。
- ビネガーに10分浸けておきます。
2. 他のシーフードと野菜の下ごしらえ
- あさりをワイン蒸しし、口が開いたら汁に浸けておきます。
- たこの足に熱湯をかけ、すぐに氷水に移し、そぎ切りにします。
- セロリを斜め切り、帆立貝は半分に切ります。
3. ドレッシングとの組み合わせ
- Aの材料を混ぜ合わせてドレッシングを作ります。
- 1と2のシーフードと野菜をドレッシングで和えます。
- 盛り付けの際、ベビーリーフを上に飾ります。
3.鯵と野菜のパスタ
鯵のフレッシュな味わいと、旬の野菜のシャキシャキ感が絶妙にマッチしたパスタレシピ。一口食べれば、夏の風味が口いっぱいに広がります。お家で簡単に高級レストランの味を再現してみませんか?
材料(4人前)
- 鯵:2本
- ペンネ:120g
- プチトマト:12個
- オクラ:4本
- バジル:適量
- 塩:少々
- コショウ:少々
- オリーブオイル:適量
- バルサミコ酢:適量
手順
1. 鯵の下ごしらえ
- 鯵を3枚におろし、1cmの幅に斜め切りにします。
- 塩とコショウを振り、オリーブオイルを熱したフライパンで焼きます。
2. 野菜の下ごしらえ
- プチトマトを半分に切り、オリーブオイルで焼きます。焼きながら塩とコショウを振ります。
- オクラは茹でてから、千切りにします。
3. ペンネの茹で方
- ペンネを指定の時間通りに茹で、茹で上がったらボールに移して氷水で冷やします。
4. 盛り付け
- 焼きあがった鯵、焼きトマト、千切りにしたオクラ、茹でたペンネを皿に盛り、上からバルサミコ酢を適量かけます。
豆知識
本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。
オリーブオイルが日本に広がったのはいつ?
オリーブオイルは、古代から地中海地域で利用されていた油です。しかし、日本においては、比較的新しい食材といえます。
オリーブオイルが日本に導入された正確な時期は定かではありませんが、実際に日本で広く認知され、使用されるようになったのは、20世紀後半以降です。特に1990年代に入ると、健康ブームや地中海式ダイエットの影響で、オリーブオイルの健康的なイメージが強まり、日本でも多くの人々がオリーブオイルを日常的に使用するようになりました。
その前の時期、例えば戦前や戦後直後などには、オリーブオイルは一般的ではなく、ごく限られた場所や状況での利用が主でした。日本の食文化としては、サラダ油やごま油などの他の油の方が主流でした。
ただし、1990年代以降、オリーブオイルの健康効果や美味しさに対する認識が高まるにつれ、多くのスーパーマーケットや食品店で取り扱われるようになり、現在では日本のキッチンにも普及しています。
おすすめ情報
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