じゃがいもと牛肉煮物、鮭の酢油漬け、空豆ご飯 和風コースレシピ

和風

クッキングサロン小森 オリジナル和風レシピ(No.013)を紹介します。

和風料理の奥深い世界へようこそ。今日は、家庭でもプロの味を再現できる、じゃがいもと牛肉の煮物、鮭の酢油漬け、そして季節感じる空豆ご飯の作り方をご紹介します。季節の移ろいと共に、食卓が一層豊かになるレシピをぜひお試しください。

ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。

なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。

ダウンロードはココをクリック

1.じゃがいもと牛肉の煮物

寒い日に心も体も温まる、じゃがいもと牛肉のホッとする煮物です。シンプルながらも味わい深く、ご家庭で手軽に本格的な和食を楽しめます。

材料(4人前)

A:主な食材

  • じゃがいも:800g
  • 牛肉:200g
  • さやいんげん:適量

B:調味料

  • 出し汁:300cc
  • 砂糖:20g
  • 醤油:大さじ3
  • 日本酒:大さじ1

 

手順

1. 下準備

  • じゃがいもは一口大に切り、形を整えてから湯がきます。
  • 牛肉は食べやすい大きさに切ります。
  • さやいんげんはさっと湯がきます。

2. 煮物の調理

  • 出し汁を鍋に入れ、砂糖20g、醤油大さじ2、日本酒大さじ1を加えて火にかけます。
  • 沸騰したらじゃがいもと牛肉を入れ、3分程煮ます。 ・このとき、肉が煮えたら一度取り出します。
  • 汁が約1/3になるまで煮詰めたら、取り出した肉を再び戻し入れます。 ・最後に醤油大さじ1を加え、全体をよく混ぜます。

3. 盛り付け

  • 煮物を器に盛りつけたら、さやいんげんを飾ります。

2.鮭の酢油漬け

新鮮な鮭を香ばしく焼き上げ、特製の酢油調味液に漬け込んだ「鮭の酢油漬け」は、さっぱりとした味わいが特徴です。彩り豊かな野菜とともに、食卓に春の訪れを告げる一品をどうぞ。

材料(4人前)

A:鮭と野菜

  • 鮭:4枚
  • 大根:適量
  • 人参:適量
  • アスパラ:適量

B:調味液

  • アサツキ:1束
  • 赤唐辛子:2本
  • レモン:1個
  • 酢:大さじ6
  • 砂糖:大さじ2.5
  • 塩:小さじ1
  • 油:大さじ8

C:その他

  • 小麦粉:適量
  • 塩:適量
  • 揚げ油:適量

手順

1. 鮭の準備

  • 鮭は皮を引いて、厚めのそぎ切りにします。
  • 軽く塩を振り、小麦粉をまぶします。

2. 鮭の調理

  • 多めの油を熱し、鮭を両面しっかりと焼きます。

3. 野菜の下処理

  • 大根、人参、アスパラを拍子木切りにし、蒸しておきます。

4. 調味液の準備

  • 酢、砂糖、塩を合わせ、油と細かく切った赤唐辛子を加えます。

5. 漬け込み

  • 揚げたて熱々の鮭を調味液に漬け込みます。

6. 盛り付け

  • 野菜を皿に盛りつけ、上に漬け込んだ鮭を飾ります。
  • 仕上げに刻んだアサツキとレモンの輪切りを添えます。

3.空豆ご飯

春の訪れを感じさせる「空豆ご飯」は、ふっくらとした空豆の食感と米の甘みが絶妙に調和した季節感じる一品です。木の芽の香りがほのかに漂い、春の食卓を彩ります。

材料(4人前)

A:空豆の下処理

  • 空豆:500g

B:ご飯の炊き方

  • 米:3カップ
  • 水:650cc
  • 塩:小さじ2
  • 酒:大さじ2

C:仕上げ

  • 木の芽:適量

手順

1. 空豆の下処理

  • 空豆はさやから出し、軽く茹でてから皮をむいておきます。

2. 米の準備

  • 米は炊飯器の内釜に入れ、水を650ccと塩小さじ2、酒大さじ2を加えて軽く混ぜ合わせます。

3. ご飯の炊飯

  • 炊飯器を使って通常通りご飯を炊きます。

4. 空豆の混ぜ込み

  • ご飯が炊き上がり、火を止めた時に下処理した空豆を加え、軽く混ぜ合わせた後、約20分蒸らします。

5. 仕上げ

  • ご飯を器に盛り付け、香り高い木の芽を飾ります。

豆知識

本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。

鮭に関する情報

鮭は世界中で愛されている魚で、特に日本をはじめとする北半球の寒冷な海域に生息しています。以下は鮭に関するいくつかの興味深い豆知識です:

  1. 生活サイクル:多くの鮭は生まれた川で育ち、成魚になると海へと下り、数年間を過ごした後に生まれた川へ戻り産卵します。この生活サイクルを「降海」と「遡上」と言います。
  2. 五味:日本では、鮭を「五味」とも呼びます。これは、古くは「さけ」という言葉が「しゃけ」に変化し、その音が五つの異なる味を連想させるためだと言われています。
  3. オメガ3脂肪酸:鮭はオメガ3脂肪酸が豊富で、心血管系の健康維持や抗炎症作用があるとされています。このため、健康食品としても推奨されています。
  4. 色の変化:鮭の身の色は食べるエサによって変わります。野生の鮭はエビやカニなどの甲殻類を食べることで、身がピンク色になります。
  5. 産卵期の変貌:産卵のために川を遡上する時期には、鮭の体形や色が大きく変わります。特にオスはより鮮やかな色になり、顎が曲がって戦闘的な形状に変貌します。
  6. 持続可能な漁業:一部の鮭の種類は過剰漁獲により数が減少しており、持続可能な漁業の重要性が強調されています。MSC(Marine Stewardship Council)などの認証を受けた鮭は、環境に配慮した漁法で捕獲されています。
  7. 料理の多様性:刺身、寿司、燻製、グリル、ムニエルなど、鮭はさまざまな料理方法で楽しめます。また、塩鮭や鮭のフレークなど保存食としても重宝されています。

これらの豆知識は、鮭について話題を提供するだけでなく、料理の際にも役立つ知識となります。

 

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