豚鍬焼き、鰊の時雨揚げ、いんげんコンニャク煮物、鮭御飯のレシピ

和風

クッキングサロン小森 オリジナル和風レシピ(No.016)を紹介します。

和風料理の奥深さは、季節の移ろいと共にその色を変えます。今回は、秋の深まりを感じさせる豚鍬焼き、鰊の時雨揚げ、いんげんコンニャク煮物、そして鮭御飯のレシピをご紹介。これらの料理で、プロの味をあなたの食卓にもたらしましょう。家族団らんの時間が、より豊かなものになること間違いなしです。

ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。

なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。

ダウンロードはココをクリック

1.豚鍬焼き

和食の定番、豚鍬焼きをご自宅で。特製の甘辛ダレが絡む、ジューシーな一品をぜひお試しください。手軽に作れて、食卓が一層豊かになります。

材料(4人前)

  • 豚肩ロース肉:400g
  • 小麦粉:適量

A:調味料

  • 味醂:140cc
  • 醤油:70cc

手順

1. 下準備

  • 豚肩ロース肉を適当な大きさに切ります。
  • 切った肉に小麦粉を薄くまぶします。

2. 豚肉の焼き方

  • フライパンを中火で熱し、小麦粉をまぶした肉を並べます。
  • ・肉の一面がきつね色になるまで焼き、裏返して両面を均等に焼きます。

3. 調味料の準備と絡める

  • 別の鍋にAの調味料を入れ、中火にかけて煮立たせます。
  • ・煮立ったら焼いた豚肉を入れ、調味料が肉に均等に絡まるように炒め合わせます。

 

2.鰊の時雨揚げ

季節の変わり目にぴったりの鰊の時雨揚げ。特製漬けダレで味付けした鰊をサクッと揚げ、大根おろしと共にどうぞ。家庭でも簡単に本格的な味わいをお楽しみいただけます。

材料(4人前)

鰊の下処理

  • 鰊:5本

A:薬味

  • 葱:1本
  • しょうが:50g

B:漬けダレ

  • 醤油:大さじ2
  • 酒:大さじ2
  • 味醂:小さじ1

その他

  • 大根:適量
  • 小麦粉:適量

 

手順

1. 鰊の下処理

  • 鰊は3枚におろし、皮を引いてから大きくそぎ切りにします。

2. 薬味と漬けダレの準備

  • 葱としょうがは微塵切りにし、Bの漬けダレ(醤油、酒、味醂)と合わせます。
  • ・そこにそぎ切りにした鰊を入れ、15分間浸けておきます。

3. 揚げ準備

  • 漬けた鰊の汁気を切り、小麦粉をまぶします。

4. 揚げる

  • 180℃に熱した油で、鰊をカリッとするまで揚げます。

5. 大根おろしの準備と盛り付け

  • 大根をおろし、揚げた鰊にかけて完成です。

 

3.いんげんコンニャク煮物

シンプルながらも味わい深い、いんげんとコンニャクの煮物。ごま油で炒めた後、じっくりと煮込むことで、素材の味が引き立ちます。

材料(4人前)

野菜

  • いんげん:200g
  • コンニャク:2枚

A:煮込み用調味料

  • 出し汁:100cc
  • 醤油:大さじ2(煮込み用大さじ1、仕上げ用大さじ1)
  • 酒:大さじ2
  • 味醂:大さじ2
  • 砂糖:大さじ1

その他

  • ごま油:大さじ1

 

手順

野菜

  • いんげん:200g
  • コンニャク:2枚

A:煮込み用調味料

  • 出し汁:100cc
  • 醤油:大さじ2(煮込み用大さじ1、仕上げ用大さじ1)
  • 酒:大さじ2
  • 味醂:大さじ2
  • 砂糖:大さじ1

その他

  • ごま油:大さじ1

4.鮭御飯

家庭で簡単に作れる鮭ご飯は、特別な日の食卓を彩る一品です。薄塩鮭の淡泊な味わいとしその爽やかさが絶妙にマッチし、いくらの豊かな海の味が溢れ出します

材料(4人前)

米と炊き込み

  • 米:3カップ
  • 水:600cc
  • 塩:小さじ1
  • 酒:大さじ1

具材

  • 薄塩鮭:1枚

トッピング

  • いくら:適量
  • しそ:適量

 

手順

1. 鮭としその準備

  • 薄塩鮭は一口大に切ります。
  • しそは千切りにします。

2. 米の炊き込み

  • 米を炊飯器の内釜に入れ、水、塩、酒を加えて軽くかき混ぜます。
  • ・その上に切った鮭をのせ、炊飯器で通常モードで炊きます。

3. 盛り付けと仕上げ

  • 炊き上がった鮭ご飯をお茶碗に盛り付けます。
  • 最後にいくらと千切りにしたしそを上に飾ります。

豆知識

本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。

鍬焼きについて

名前の由来

鍬焼きとは、文字通り鍬を使って食材を焼く調理法から来ているとされています。農作業の合間に、手軽に食事をとるための知恵として生まれたかもしれません。鍬は土を耕す農具でありながら、その平らな面がグリルとして使用されたのです。この調理法は、独特の香ばしさを食材に与えることで知られています。

歴史的背景

鍬焼きの歴史は詳しく記録されていないため、正確な起源を知ることは難しいです。しかし、農村部での伝統的な食文化として受け継がれてきたことは想像に難くありません。古くは農業が盛んだった時代に、農具を活用した料理法が生まれたのかもしれません。現代でも、この伝統的な調理法を守り続ける地域があることでしょう。

鍬焼きの特徴

<p>鍬焼きの最大の特徴は、その調理器具にあります。鍬の金属が高温になることで、食材は外はカリッと中はジューシーに焼き上がります。また、鍬からの熱伝導によって、独特の焼き目がつき、香ばしい風味が加わるのです。このシンプルながらも効果的な調理法は、素朴ながらも深い味わいを生み出します。

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