椎茸・焼売・卵スープのレシピ 中華家庭料理の魅力 プロの味を家で

中華

クッキングサロン小森 オリジナル中華レシピ(No.003)を紹介します。

中華料理の豊富なバリエーションの中で、特定の料理が一つの文化として存在しています。今回は、椎茸の炒め物、伝統的な焼売、そして温かい卵スープは、家庭でも簡単に再現できるプロの味を体験できる料理です。この三つのレシピを通じて、真の中華の魅力をお伝えします。

なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。

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1.椎茸の炒め物

中華の名店で出されるような、プロの味を追求した椎茸の炒め物。味わい深い一皿を、ぜひお家で楽しんでみてください。

材料(4人前)

  • 椎茸:8枚
  • さや:1pac
  • 豚肉:100g
  • 葱:1本
  • しょうが:適量
  • 黄パプリカ:1個
  • 赤パプリカ:1個
  • 塩:適量
  • 酒:小1 + 大1
  • コショウ:少々
  • 片栗粉:適量
  • 油:適量
  • 和風出し:200cc
  • 醤油:大1

👉和風だし:煮干し10本 だし昆布2枚を水に入れて 沸騰直前に昆布を引き上げ 5分程煮て漉す

手順

  1. 下ごしらえ
    ・椎茸を太めの千切りにする。
    ・豚肉、パプリカを千切りにし、葱は斜め切りにする。
    ・豚肉に塩、酒小1、コショウを振り、片栗粉をまぶして下味をつける。
  2. 炒める
    ・油を熱し、葱としょうが薄切りを炒める。
    ・次に豚肉を加え、その後椎茸、パプリカ、さやを加えて炒める。
  3. 調味と仕上げ
    ・和風出し、醤油大1、酒大1、塩を加えて味を調える。
    ・水と片栗粉を混ぜたものを少しずつ加え、とろみをつける。

 

2.焼売

伝統的な焼売のレシピをシンプルに再現。玉葱としょうがの甘さと香ばしさが、豚肉の旨みと絶妙にマッチします。家庭での中華料理の幅が広がる一品です!

材料(4人前)

  • 豚ひき肉:250g
  • 玉葱:200g
  • しょうが:適量
  • 卵:1/2個
  • 焼売の皮:25枚
  • 片栗粉:大5
  • 砂糖:大2
  • 塩:小1
  • 醤油:小2
  • コショウ:少々
  • 油:適量(せいろに塗る用)

 

手順

  1. 下ごしらえ
    ・玉葱としょうがを微塵切りにする。
    ・片栗粉大5をこれらの中に混ぜておく。
  2. 具材の混合
    ・豚ひき肉に砂糖、塩、醤油、コショウを加えてよく混ぜる。
    ・1の玉葱としょうがの混合物を加え、卵を入れて粘りが出るまで混ぜる。
  3. 成形と蒸し調理
    ・混ぜた具材を焼売の皮に詰める。
    ・せいろに油を塗り、焼売を並べる。
    ・強火で10分間蒸す。

3.卵スープ

卵の糸状に優しく流れる食感と三つ葉の香りが広がる卵スープのレシピです。シンプルながらも、その深い味わいは一度食べれば忘れられないもの。冷えた体を優しく温める、日本の美味しさをご家庭でどうぞ。

材料(4人前)

  • 卵:1個
  • 三つ葉:1束
  • 葱:1本

Aの調味料:

  • 和風出し:600cc
  • 酒:小1
  • 塩:適量
  • 醤油:小1/2

 

手順

  1. 下ごしらえ
    ・葱を小口切りにする。
    ・三つ葉は5cmの長さに切る。
    ・卵は軽くほぐしておく。
  2. スープの仕上げ
    ・Aの調味料を鍋に入れて沸かす。
    ・沸騰したら葱を入れる。
    ・沸騰している状態で、卵を糸状に入れる。
    ・火を止めて、三つ葉を散らす。

豆知識

本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。

シュウマイはなぜ、焼売と書くのか

「焼売」(シュウマイ)は、もともと中国の点心の一つであり、日本にも広まって人気のある料理となっています。名称「焼売」という漢字の組み合わせは、実際のシュウマイの調理法や見た目とは直接的な関係は少ないように思えますが、これにはいくつかの説があります。

  1. 調理法からの命名説
    古くはシュウマイを蒸す前に焼いていたとも言われています。この説では、シュウマイを「焼いて売る」ことから「焼売」という名前がついたとされています。
  2. 形状からの命名説
    シュウマイの形状が、古代の中国の通貨である「売貨銭(ばいかせん)」に似ているという説もあります。これによれば、シュウマイの形状がこの銭に似ていることから「焼く銭」、つまり「焼売」と名付けられたとされています。
  3. 地域名からの命名説
    中国の地域や店の名前が由来となっているという説もあります。この説には具体的な地名などが複数挙げられていますが、定説となっているわけではありません。

上記のように、シュウマイが「焼売」という名前になった具体的な由来には諸説があり、正確な起源は不明とされています。それに加え、日本と中国でのシュウマイの材料や形状は異なるため、その名前の由来も異なる可能性が考えられます。

 

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