クッキングサロン小森 オリジナル和風レシピ(No.012)を紹介します。
和風料理は日本の伝統と文化を反映しています。今日は、出し巻き卵、鯖の味噌煮、ピーマン酢浸し、鶏竜田揚げの4つの料理を紹介します。これらの料理は、シンプルながらもプロの味を追求して作られており、家庭の食卓での楽しみを一層豊かにしてくれることでしょう。ぜひ、和風料理の魅力を再発見してみてください。
ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。
なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。
1.出し巻き卵
伝統的な日本の味を家庭で再現するなら、この出し巻き卵のレシピは外せません!シンプルながらも深い味わいが楽しめるので、食卓が一層豊かになること間違いなし。
材料(4人前)
・卵:6個
・出し汁:大さじ3
・砂糖:大さじ3
・味醂:小さじ2
・白醤油:大さじ1
・塩:小さじ1/3
手順
1. 油の塗布と前準備:
・卵焼き器に油をたっぷり塗布します。
・卵焼き器を良く熱し、濡れ布巾で拭き取ります。
2. 卵液の調合:
・卵、出し汁、砂糖、味醂、白醤油、塩をよく混ぜ合わせます。
3. 卵焼きの成型:
・混ぜた卵液の1/3量を卵焼き器に流し入れます。
・はしで卵の面をつついて火を通します。
・手前から卵を3つ折りにして折ります。
・次に、卵焼きの空いた部分に卵液の1/3量を流し入れ、手前から2つ折りに折ります。
2.鯖の味噌煮
旬の鯖を使った味噌煮は、家族や友人にも喜ばれる一品。酒としょうがの風味が効いた味噌の味わいは、食欲をそそること間違いなし!ぜひこのレシピで挑戦してみてください。
材料(4人前)
・鯖:4切れ
・しょうが:30g
・酒:大さじ3
・水:大さじ5
・醤油:大さじ2
・砂糖:大さじ2
・味噌:大さじ3
手順
1. 鯖としょうがの下ごしらえ:
・鯖を3枚におろします。
・しょうがをすりおろします。
2. 調味液の作成:
・鍋に酒、水、醤油、砂糖を入れ、中火で温めます。
・煮立ったら、鯖を加えて煮ます。
3. 味噌としょうがの追加:
・鯖に火が8分程度通ったら、味噌を汁の部分に入れて溶き混ぜます。
・すりおろしたしょうがの汁も加えます。
・焦げ付かないように鍋をゆすりながら、鯖を煮上げます。
3.ピーマン酢浸し
シャキシャキのピーマンともちもちの豚バラ肉のコンビネーションが絶妙!ピーマン酢浸しは、さっぱりとした味付けで暑い日にもぴったりの一品です。
材料(4人前)
・ピーマン:100g
・もやし:300g
・人参:40g
・豚バラ肉:100g
・しょうが:20g
・白胡麻:適量
・出し汁:大さじ2
・醤油:大さじ2
・砂糖:大さじ1
・味醂:大さじ1
・酒:大さじ1
・酢:大さじ2
手順
1. 材料の下ごしらえ:
・ピーマン、人参、しょうが、豚バラ肉を千切りにします。
2. 野菜と肉の炒め:
・フライパンに油を熱し、豚バラ肉を炒めます。
・しょうがと他の野菜(ピーマン、もやし、人参)を加え、強火でよく炒めます。
3. たれの作成と浸し:
・出し汁、醤油、砂糖、味醂、酒、酢を合わせ、混ぜます。
・炒めた野菜と肉をこのたれに漬け込みます。
・器に盛り付けた後、上から白胡麻を振りかけます。
4.鶏竜田揚げ
ジューシーな鶏もも肉とさっぱりとした大根おろしの組み合わせが最高!鶏竜田揚げは、しょうがと赤唐辛子の風味が効いており、一度食べるとやみつきになること間違いなし。
材料(4人前)
・鶏ももぶつ切り:400g
・葱:1/2本
・しょうが:適量
・大根:適量
・赤唐辛子:適量
・醤油:大さじ1.5
・味醂:小さじ1
・片栗粉:適量
手順
1. 下味の付け:
・鶏ももぶつ切りに醤油と味醂で下味をつけます。
・葱、赤唐辛子を小口切りにし、しょうがを絞って汁を取ります。
・これらの材料を合わせて、20分程度置きます。
2. 揚げ調理:
・下味をつけた鶏肉に片栗粉をまぶし、適度に熱した油で揚げます。
・揚げ上がったら、キッチンペーパーの上で余分な油を取ります。
3. 盛り付け:
・大根をおろし、揚げた鶏肉と一緒に盛り付けます。
豆知識
本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。
竜田揚げの名前の由来
名前の由来は複数の説があるようです。
- 地名説: 奈良県には「竜田」という地名があり、この地域でこの料理が生まれた、あるいはこの地域で特に人気があったとする説があります。しかし、竜田地域が鶏の料理で特別有名だったわけではないとも言われており、この説が真実であるかは不明確です。
- 川の名前説: 「竜田川」という川が存在します。この川でとれる魚を使用した料理が起源とする説があります。時代と共に魚から鶏肉へと変わっていったとも言われています。
- 色彩説: 竜田揚げ特有の色合いが、竜が飛び立つ際に空に描くとされる紅葉の色に似ているという説。この説は少しロマンチックな感じがしますが、実際のところは不明です。
- 言葉の響き説: 「竜」という言葉には力強さや威厳があり、「田」には豊かな収穫や安定を連想させる。この二つの言葉の組み合わせが、美味しさや特別感を表現するのに適していたのではないかという説もあります。
これらの説の中で、最も有力とされているのは「地名説」や「川の名前説」ですが、実際のところ定かではありません。しかし、どの説も日本の文化や歴史に根ざしており、竜田揚げという料理の背景には深い物語性が感じられます。
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