クッキングサロン小森 オリジナル和風レシピ（No.026）を紹介します。
和食の奥深さを探求する旅に出ましょう。プロの味が生きるひき肉鳴門巻き、心温まるのっぺい汁、そして鶏と里芋の煮物、春を告げる菜の花寿司まで、日本の食文化の豊かさを堪能します。
なお、本レシピのPDFファイル版（いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ）は以下からダウンロードできます。
1.ひき肉鳴門巻き
シンプルながらも深い味わいの鶏ひき肉と卵の組み合わせが魅力です。手作りのたれで味の深みを加え、家族や友人との食卓を豊かに彩ります。
材料（４人前）
A：ひき肉のタネ
- 鶏ひき肉：300g
- 卵：1個
- 砂糖：大さじ1
- 醤油：大さじ1.5
- 片栗粉：大さじ1
B：半熟炒り卵
- 卵：2個
- 塩：少々
C：たれ
- 水：100cc
- 醤油：大さじ2
- 砂糖：大さじ2
手順
1. 半熟炒り卵の作成
- 卵2個を割り、塩少々を加えてよくかき混ぜる。
- フライパンを中火で熱し、卵液を流し入れる。
- 卵が半熟状態になるまで炒め、一旦取り出しておく。
2. ひき肉のタネの準備
- 鶏ひき肉に卵1個、砂糖大さじ1、醤油大さじ1.5、片栗粉大さじ1を加え、よく練り合わせる。
- 練り合わせたひき肉を2等分にし、オーブンペーパー上に平らに広げる。
3. 鳴門巻きの形成
- 広げたひき肉の上に半熟炒り卵を乗せる。
- オーブンペーパーを使ってひき肉を巻き、鳴門巻きの形を作る。
4. 蒸し調理
- 鳴門巻きを蒸し器に入れ、約13分間蒸す。
5. たれの作成と絡める
- 別の鍋に水100cc、醤油大さじ2、砂糖大さじ2を入れ、煮立たせる。
- 蒸し上がった鳴門巻きをたれに入れ、よく絡める。
2.のっぺい汁
里芋、大根、人参、こんにゃくを使い、シンプルながらも深い味わいを楽しめます。家庭で簡単に作れるこのレシピで、和食の温かさを感じてください。
材料（４人前）
- 里芋：4個
- 人参：1/2本
- 大根：10cm
- こんにゃく：1枚
- 水：800cc
- 塩：適量
- 白醤油：適量
- 片栗粉：適量（水溶き用）
手順
1. 野菜の下処理
- 里芋は皮をぐるりと剥き、塩もみしてから水洗いし、輪切りにして下茹でする。
- 大根は銀杏切りにする。
- 人参は同様に銀杏切りにする。
- こんにゃくは手でちぎる。
2. 煮込み
- 鍋に水800ccを沸かし、大根、人参、こんに
ゃくを加えて柔らかくなるまで煮る。
- 柔らかくなったら里芋を加える。
- 塩で味を調える。
3. 仕上げ
- 白醤油を加えて味を整える。
- 水で溶いた片栗粉を少しずつ加え、とろみをつける。
3.鶏と里芋の煮物
出汁の深い味わいと、砂糖、醤油、みりんのバランスが絶妙で、家庭の食卓にぴったりの和食レシピです。この料理で、寒い日にもほっこりとした暖かさを感じてみてください。
材料（４人前）
- 里芋：600g
- 鶏もも肉：300g
- 椎茸：4枚
- 酢：少々（里芋茹で用）
- 出汁：600cc
- 酒：大さじ2
- 砂糖：大さじ4
- 醤油：大さじ3
- みりん：大さじ1
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手順
1. 里芋の下処理
- 里芋を一口大に切る。
- 酢を少し加えた水で里芋を茹で、ぬめりを取る。
2. 鶏肉の下処理
- 鶏もも肉を一口大に切り、包丁の背で軽くたたく。
3. 煮込みの準備
- 出汁600ccを鍋に入れ、酒大さじ2、砂糖大さじ4を加えて火にかける。
4. 材料の煮込み
- 鍋が沸騰したら、里芋と椎茸を加える。
- 鶏肉も加えて一緒に煮る。
5. 鶏肉の一時取り出し
- 鶏肉が煮えたら一旦取り出す。
6. 調味料の追加
- 醤油大さじ3を加え、ゆっくりと煮上げる。
7. 煮詰め
- 汁が1/3程度になるまで煮詰める。
8. 鶏肉の戻し入れ
- 煮詰まったら鶏肉を戻し入れる。
9. 仕上げ
- みりん大さじ1を加え、強火で煮汁をからめる。
4.菜の花寿司
色鮮やかな菜の花とふわふわの炒り卵、いくらの豊かな味わいが楽しめる一品です。自宅で簡単に作れるこのレシピで、春の食卓を彩りましょう
材料（４人前）
A：寿司飯
- ご飯：3合
- 酢：70cc
- 砂糖：大さじ2
- 塩：大さじ1
B：具材
- 菜の花：1束
- 卵：2個
- いくら：適量
手順
1. 菜の花と炒り卵の準備
- 菜の花を固めに茹で、花を摘み取り、残りの茎部分は微塵切りにする。
- 卵2個で炒り卵を作る。
2. 寿司飯の調理
- ご飯3合を用意し、酢70cc、砂糖大さじ2、塩大さじ1を合わせて寿司酢を作る。
- 寿司酢をご飯に混ぜて寿司飯を作る。
3. 寿司の仕上げ
- 寿司飯に微塵切りにした菜の花の葉を混ぜる。
- 寿司飯の上に摘み取った菜の花、炒り卵、いくらを飾る。
豆知識
本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。
のっぺい汁について
のっぺい汁の名前の由来やその歴史については、日本の食文化において興味深い話題です。以下にその詳細を記します。
名前の由来
のっぺい汁の名前は、その見た目と食感から来ています。「のっぺらぼう」のように具がほとんど見えない、とろみのある汁物であることから、「のっぺい汁」と呼ばれるようになりました。この名前は、具材がとろみで覆われている様子を表しています。
どこで生まれたか
のっぺい汁は、日本の東北地方、特に秋田県の郷土料理として知られています。秋田県では古くから親しまれており、地元の食材を活かした家庭料理として位置づけられています。
いつからあるか
のっぺい汁の起源については明確な記録はありませんが、江戸時代から存在していたとされています。当時は、農家で収穫された野菜を使って作られることが多く、季節の変わり目や収穫期によく食べられていました。
豆知識
- のっぺい汁は、具材に地域差があります。秋田県では里芋、人参、こんにゃく、しいたけなどが一般的ですが、地域によっては鶏肉や豚肉を加えることもあります。
- とろみは片栗粉や小麦粉でつけられることが多く、これがのっぺい汁特有の食感を生み出しています。
- のっぺい汁は、寒い冬に体を温める料理としても重宝されており、家庭での食卓に欠かせない存在です。
- 秋田県では、お正月や祝い事の際にものっぺい汁が作られることがあり、地元の伝統として受け継がれています。
のっぺい汁は、そのシンプルながらも深い味わいと、地域の食文化を反映した背景があるため、日本の郷土料理として非常に興味深い存在です。
クッキングサロン小森のおすすめ調味料と魅力（醤油、みりん、酢編）
料理の幅を広げたい方に、クッキングサロン小森がおすすめする特別な調味料をご紹介します。選ばれた調味料は、一般のものと比べて、独自の製法と厳選された原材料で作られ、風味豊かで深い味わいが特徴です。添加物を極力使わない自然体の調味料は、体にも優しく安心して使えます。
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これらの調味料は、料理をワンランク上の味わいに仕上げる力があり、シンプルな料理でもレストランのような高級感を出すことができます。クッキングサロン小森が自信を持っておすすめするこれらの調味料を使って、日常の料理を特別なものに変えてみてはいかがでしょうか
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クッキングサロン小森の魅力
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ご参加をお待ちしています！
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