洋風メニュー 鶏のパプリカ煮、シャンパーニューサラダ、ブラマンジェ

洋風

クッキングサロン小森 オリジナル洋風レシピ(No.031)を紹介します。

今回は、鶏のパプリカ煮、シャンパーニューサラダ、ブラマンジェの作り方を紹介します。
ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。

なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。

ダウンロードはココをクリック

1.鶏のパプリカ煮

材料(4人前)

  • 鶏もも骨付き:4本
  • バター:50g
  • 生クリーム:200cc
  • 和風だし:200cc
  • パプリカ:大さじ1/2
  • 人参:1本
  • 玉葱:1個
  • コショウ
  • パセリ

👉和風だし:煮干し10本 だし昆布2枚を水に入れて 沸騰直前に昆布を引き上げ 5分程煮て漉す

手順

  1. 鶏は塩・コショウ・小麦粉をつけバターで焼く。
  2. 鶏を取り出したフライパンに、バターを足して玉葱の微塵切りを炒め、パプリカ・薄切り人参を加え、和風だし、鶏を戻し20分煮る。
  3. 鶏を取り出し漉して塩・コショウ・生クリームを入れる。

2. シャンパーニューサラダ

材料(4人前)

  • エンダイブ:1/2株
  • ベーコン:200g
  • じゃがいも:3個
  • パセリ
  • オリーブオイル
  • コショウ
  • ブランデー:大さじ3
  • ビネガー:大さじ2

手順

  1. じゃがいもは5mm角切り固めに茹でる。ベーコンは7mmブランシェ。
  2. オリーブオイルでベーコンを炒め、じゃがいもを加え炒めて塩、コショウ取り出しておく。
  3. 【手順2】にブランデー大3を入れ煮立て、ビネガー大2・オリーブオイル大3・ 塩・コショウ
  4. エンダイブ じゃがいも・ベーコンを盛り【手順3】をかける。

ブランシェすることで余分な油分が抜け、ベーコン本来の風味が際立ち、料理全体のバランスが良くなります。ブランシェのやり方は、ベーコンと水をフライパンに入れ火にかけ、沸騰して1分ほどしたら水切りをします。

 

 

3.ブラマンジェ

材料(4人前)

  • コーンスターチ:40g
  • グラニュー糖:60g
  • 牛乳:540cc

手順

  1. コーンスターチ、グラニュー糖、牛乳を鍋 に入れ火にかけとろみがついたら、火から下ろして リキュールを入れ固める。
  2. 【手順1】を皿に盛り、いちごやベリーなど、季節のフルーツやソースをかける。

豆知識

シャンパーニューサラダについて

「シャンパーニュサラダ」という名前は、贅沢なデザートサラダのエレガンスと華やかさを表現しています。この名前は、シャンパーニュという高級スパークリングワインから着想を得ており、その美しい泡立ちや上品な風味を反映しています。サラダに使用される新鮮なフルーツ、野菜、ベーコン、ナッツなどは、シャンパーニュとの調和を図り、特別な機会やフォーマルなディナーに相応しい華やかさを持っています。

シャンパーニュサラダの名前は、シャンパーニュワインの名声と洗練された味わいを想起させ、一口食べるだけで贅沢なひとときを楽しむことができるデザートサラダを表現しています。そのため、名前からもシャンパーニュサラダの特別さと魅力が伝わるのです。

ブラマンジェ 名前の由来

「ブラマンジェ」(Blancmange)の名前の由来は、中世ヨーロッパからの歴史的な料理の名前です。この名前の起源については複数の説がありますが、主要な説の一つにフランス語の語源が関連しています。

  1. フランス語の語源: 「ブラマンジェ」は、フランス語で「白い食べ物」または「白い食事」という意味です。これは、ブラマンジェが主にミルクベースで作られ、白い色をしていることに由来しています。中世のフランスでは、ミルク、米、アーモンドを主成分とする白いデザートやポリジュ(pottage)が一般的で、その中でもブラマンジェが特に有名でした。
  2. アラビア語の影響: 別の説では、ブラマンジェの名前はアラビア語に由来するとも言われています。アラビア語の「بلان منج» (blanc manger)」は、白い食事や白いデザートを指す言葉で、中世ヨーロッパでこの料理が導入された際に名前が変化した可能性があります。

ブラマンジェは中世ヨーロッパから伝統的なデザートとして知られ、様々なバリエーションが存在します。原初のバージョンはミルクと米を主要な材料とし、シナモンやアーモンドエッセンスで風味付けされました。近代のレシピでは、ゼラチンやコーンスターチを使って固めることが一般的です。ブラマンジェはクリーミーで軽やかな食感を持ち、甘いデザートソースやフルーツと一緒に提供されることがあります。名前の由来は歴史的な要素とフランス語の語源に関連しています。

エンダイブとは

「エンダイブ」(Endive)は、野菜の一種で、キク科の植物から作られる食材です。エンダイブは、クリスピーで苦味のある葉を持つ野菜として知られており、サラダや料理の一部として幅広く使用されます。以下は、エンダイブに関する詳細です。

エンダイブの特徴:

  • 葉の形状: エンダイブは、長い葉を持つロゼット状の野菜で、葉は外側から内側に向かって小さくなります。内側の葉は一般的により白く、外側の葉は緑色から赤みを帯びた色調を持ちます。
  • 苦味: エンダイブは苦味があることで知られており、特に内側の白い葉に苦味が強く現れます。この苦味は、サラダや料理において風味を豊かにする要素として重宝されます。
  • 使用方法: エンダイブは生食が一般的で、サラダの一部として使用されることが多いです。サラダに切って加えたり、フィリングやディップとして用いたりすることがあります。また、調理して蒸したり、焼いたりすることもあります。

エンダイブは、ビタミンやミネラル、食物繊維を含む健康的な野菜であり、低カロリーでありながら栄養価が高いため、健康志向の人々に好まれます。エンダイブの苦味は、他の野菜や食材との組み合わせによって調和され、多彩な料理に使うことができます。

コーンスターチの原材料と製法

コーンスターチ(Cornstarch)は、主にトウモロコシ(コーン)から作られる粉状の食品です。以下は、コーンスターチの製造プロセスと原材料に関する一般的な情報です。

  1. トウモロコシ: コーンスターチの主要な原材料はトウモロコシの種子であり、主に「トウモロコシスターチ」として知られています。トウモロコシは収穫され、種子からでんぷんを抽出するために使用されます。
  2. でんぷん抽出: トウモロコシからでんぷんを抽出するために、以下の基本的なステップが実行されます。
    • トウモロコシの種子を収穫し、皮や胚芽を取り除きます。
    • トウモロコシを水で煮たり、酸や酵素を用いてでんぷんを取り出します。
    • 抽出したでんぷんを濃縮し、乾燥させて粉末状にします。この粉末がコーンスターチです。
  3. 精製: 抽出されたでんぷんは精製プロセスを経て、純粋なコーンスターチとして取り出されます。精製にはさまざまな方法が使われ、純度を高めます。
  4. 加工: コーンスターチはさまざまな食品および調理の用途に使用される前に、さらに加工されることがあります。これには粉末の微粒子化やさらなる精製プロセスが含まれることがあります。

コーンスターチは、料理のとろみ付けや調理中の防ぎつけ、さらには焼き菓子やパンの成型時に使用されるなど、多くの料理で使われる非常に多目的な食品です。その原材料は主にトウモロコシのでんぷんから得られるため、トウモロコシ生産の地域で一般的に入手できます。

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