クッキングサロン小森 オリジナル洋風レシピ(No.060)を紹介します。
今回は、白身魚と帆立貝のムース、鯵のジンジャーサラダ、蜂蜜風味プリンの作り方を紹介します。
ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。
なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。
1.白身魚と帆立貝のムース
白身魚と帆立貝のムース、エレガントなひととき。クレソンソースの新鮮な風味がアクセント。特別な日にぴったりな一皿です。
材料(4人前)
- 白身魚:150g
- 帆立貝:50g
- 卵:1/2個
- 生クリーム:150cc
- クレソン:1束
手順
- 材料の調理
- 白身魚と帆立貝に軽く塩とコショウを振りかけます。
- カッターを使って白身魚と帆立貝を細かく刻みます。
- 卵を半分割り、生クリームを加え、よく混ぜながら氷水にあてながら冷やします。
- ムースの調理
- バターを塗った型に1を流し入れ、ホイルで蓋をし、湯煎をします。
- 180度のオーブンで30分間焼きます。
- クレソンソースの調理
- クレソンを茹で、カッターでみじん切りにし、マヨネーズと生クリームを混ぜます。
- 塩とコショウで味を調え、ソースを完成させます。
- 盛り付け
- ムースが冷めたら型から取り出し、クレソンソースをかけてお召し上がりください。
2.鯵のジンジャーサラダ
鯵の脂がトマトと絶妙にマッチし、さっぱりとしたドレッシングが全体を引き立てます。
材料(4人前)
- 鯵:5本
- トマト:5個
- 胡椒
- パプリカ
- セロリ
- クレソン
- セルフィーユ
手順
- 鯵の下ごしらえ
- 鯵を3枚におろし、軽く酢で洗ってから酢に漬け、皮を取り除いてスライスします。
- トマトの下ごしらえ
- トマトを選んで中をくり抜き、その中に棒状に切った野菜(胡椒、パプリカ、セロリ、クレソン、セルフィーユ)を詰めます。
- 盛り付け
- 皿にトマトを中央に乗せ、周りに鯵のスライスを美しく並べます。
- ドレッシングの調合
- しょうが汁、薄口醤油、ビネガー、オリーブオイルを使ってドレッシングを調合します。
- ドレッシングをかける
- 手順3の盛り付けた鯵とトマトの上に、ドレッシングをかけて完成です。
3.蜂蜜風味プリン
蜂蜜風味プリンは、甘くやさしいキャラメルのような香りと風味が楽しめるデザートです。甘い蜂蜜とキャラメル、香ばしいパンのハーモニーが絶品です。
材料(4人前)
- 卵黄:6個
- グラニュー糖:120g
- 牛乳:1000cc
- 蜂蜜
- パン薄切り:6枚
- シナモンパウダー
A:材料
- グラニュー糖:250g
手順
- 牛乳を温める
- 牛乳1000ccを鍋に入れ、中火で温めます。温度が約60°Cに達したら、火を止めます。
- グラニュー糖120gを加え、よくかき混ぜて完全に溶かします。
- 卵黄と牛乳を混ぜる
- ボウルで卵黄6個をよくほぐします。
- 1で温めた牛乳を卵黄に少しずつ加え、よく混ぜます。
- パンを用意する
- パンに蜂蜜を塗り、シナモンパウダーを振りかけ、小さめに切る。
- カラメルを作る
- A. グラニュー糖250gを鍋に入れ、中火でカラメル化させます。
- プリンを作る
- 【手順4】のカラメルを型に均等に流します。
- 【手順2】を流し込みます。
- 【手順3】のパンを入れます。
- 焼く
- オーブンを180°Cに予熱します。
- プリンの型を湯煎にし、180°Cのオーブンで約30分焼きます。プリンがしっかり固まるまで焼いてください。
- 冷ます
- 焼き上がったプリンを冷ますために室温で数時間放置し、その後冷蔵庫で冷やします。
豆知識
本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。
カラメルの一般的な作り方
材料:
- グラニュー糖:250g
- 水:60ml(約1/4カップ)
手順:
- 鍋に砂糖と水を入れ、中火にかけます。砂糖が水に溶け始めるのを待ちます。
- 砂糖が溶けて均一に混ざり、沸騰し始めると、鍋の取っ手を揺らすことで水滴を落とさないようにし、水分を飛ばします。これにより、水分が完全に蒸発し、砂糖がキャラメル化します。
- 砂糖がキャラメル色に変わり、甘い香りが広がったら、火を止めます。
- 糖液を急いで別の容器や型に流し込みます。
カラメルは熱いため、注意して扱ってください。
鯵(アジ)に関する豆知識
- 栄養価の豊富な魚: 鯵は非常に栄養価が高い魚の一つです。豊富なオメガ-3脂肪酸、たんぱく質、ビタミンD、ビタミンB12、ミネラル(特にセレン)を含んでおり、心臓の健康や脳の機能向上に寄与します。
- 日本料理での人気: 鯵は日本の伝統的な食文化において非常に重要な魚の一つで、寿司や刺身、焼き魚など、さまざまな料理に使用されています。日本では「鰺(あじ)」とも呼ばれます。
- 旬の季節: 鯵は季節的な魚で、特に夏から秋にかけてが旬の時期です。この時期に捕獲された鯵は脂がのって美味しいとされています。
- 小型で鮮度が大切: 鯵は一般的に小型の魚で、鮮度が非常に重要です。新鮮な鯵はピンク色の腹部を持ち、目が透明で澄んでいます。
- 世界中で人気: 鯵は日本だけでなく、世界中で人気のある魚です。スペインでは「アンチョビ」として知られ、欧州の多くの国では塩漬けや缶詰として利用されます。
- 健康に良い: 鯵は低カロリーでありながら高タンパク質で、ダイエットや健康志向の食事に適しています。また、オメガ-3脂肪酸は炎症を抑制し、心臓病のリスクを低減する助けになります。
夏の鯵が一番アミノ酸が多く含まれており美味しいですが、養殖や輸入も多く出回り、今は一年中食せる魚になっています。
コメント