クッキングサロン小森 オリジナル洋風レシピ(No.027)を紹介します。
今回は、キエフ風チキンフライ、盛り合わせヨーグルトソース、ハーブティーのジュレの作り方を紹介します。
ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。
なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。
1.キエフ風チキンフライ
材料(4人前)
- 鶏胸肉:4枚
A:材料
- バター:120g
- レモンの皮:1/2個
- レモン汁:大さじ1.5
- パセリ:大さじ2
- 塩・コショウ
- ニンニク:1片
手順
- Aのバターを柔らかくして他の材料を入れラップにキャンデーの様に包み固める。
- 肉はできるだけ大きく拡げ、たたいて軽く塩・コショウ、【手順1】を包んで冷蔵庫で冷やし小麦粉・溶き卵・パン粉をつけ揚げる。
- 付け合わせはボイルドポテト ブロッコリー 等
2. 盛り合わせヨーグルトソース
材料(4人前)
- シャンピニオン
- ラデッシュ
- アスパラ
- クレソン
- トマト
A.ヨーグルトソース
- ヨーグルト:50cc
- 塩:小さじ1/2
- 生クリーム:100cc
- コショウ
- パプリカ:大さじ1
手順
- 野菜は適宜に切る。
- Aを合わせソースを作り 器に入れる
- 皿に野菜を盛り、【手順2】をつけながら食べる。
3.ハーブティーのジュレ
材料(4人前)
- ハーブティー:⼤さじ4
- 紅茶:⼩さじ1
- 沸騰した湯:1000cc
- グラニュー糖:150g
- ゼラチン:15g
- リキュール:15cc
手順
- ハーブティーと紅茶をポットに入れ湯を注ぎ 3分置く
- 【手順1】を漉してグラニュー糖を入れ、溶けたらゼラチンを入れ冷やす。
- リキュールを入れ冷やして、ジュレにする。
- グラスの周りをレモンでこすり、グラニュー糖をつけジュレを入れる。
豆知識
キエフ風料理(Chicken Kiev)は、ウクライナ発祥の料理で、特に鶏肉を使った料理です。この料理は、鶏肉の中にバターとハーブを詰め、パン粉で包んでから揚げるという特徴的な調理法を持っており、外側はパリッと、内側はジューシーでバターが溶ける風味豊かな料理として知られています。以下に、キエフ風料理の詳細を紹介します。
キエフ風料理の特徴:
- 鶏肉: キエフ風料理の主要な材料は鶏肉です。一般的には鶏の胸肉が使われ、薄く叩いて広げられます。厚すぎないことが重要で、鶏肉の中に詰め物を入れやすくするためです。
- 詰め物: 鶏肉の中には、バターと香草が詰められます。バターは冷凍し、冷たい状態で鶏肉に包み込まれ、調理中に溶けてジューシーな食感を提供します。香草やにんにくなどの調味料も使用されます。
- パン粉コーティング: 詰められた鶏肉は、小麦粉、溶き卵、パン粉の順にコーティングされます。パン粉のコーティングは、外側をカリッと揚げる役割を果たします。
- 揚げ物: コーティングされた鶏肉は、通常、揚げ物で調理されます。油で揚げることにより、外側がパリッと、内側が柔らかくジューシーに仕上がります。通常、金色になるまで揚げられます。
- ソース: キエフ風料理は、通常、特別なソースと一緒に提供されることがあります。これにより、さらに風味が豊かになります。
キエフ風料理の歴史:
キエフ風料理は、19世紀のロシア帝国時代にウクライナ料理として始まりました。最初のバージョンでは、鶏肉を包み込むパン粉コーティングは使用されておらず、バターと香草だけが鶏肉の中に詰められました。後にパン粉コーティングが加わり、より現代的な形に発展しました。
キエフ風料理の提供方法:
キエフ風料理は、一般的にハーブのガーリックバターソース、レモンのくし切り、パセリ、またはダイルなどの香草で飾られて提供されます。ソースや付け合わせは、個々の好みに合わせてアレンジできます。
キエフ風料理は、見た目にも美しい料理で、一口食べればバターと香草の風味が口いっぱいに広がります。
ボイルドポテトの作り方
キエフ風料理の付け合わせとして、「ボイルドポテト」がよく合います。ボイルドポテトを作るための基本的なレシピを以下に示します。ボイルドポテトはシンプルで美味しいサイドディッシュです。
材料:
- ポテト(選んだ種類や量に応じて)
- 塩(ポテトを茹でるための塩)
手順:
- ポテトの選定: 新鮮で健康なポテトを選びます。サイズは一貫性がある方が調理時間を均一にするのに役立ちます。
- ポテトの皮むき: ポテトの皮を剥き、不要な部分を取り除きます。皮を残したい場合は、よく洗ってください。
- 切り方: ポテトは均一な大きさに切ります。大きなポテトは半分に切り、小さなポテトはそのまま使うか、半分に切ります。均一な大きさにすることで、茹でる時間を揃えます。
- 茹でる: 十分な量の水を大きな鍋に入れ、ポテトを入れます。ポテトが水に完全に浸るようにしましょう。ポテトが水から浮かんでいる場合は、重しを置いて水中に保つと良いです。
- 塩を加える: 水に少量の塩を加えます。これにより、ポテトに風味が加わります。一般的な目安は、1リットルの水に対して約10gの塩ですが、お好みで調整してください。
- 茹でる: 鍋を中火にし、ポテトをゆっくりと茹でます。ポテトがやわらかくフォークで刺さるまで、約15〜20分間茹で続けます。茹で時間はポテトの大きさに依存します。
- 水切り: 茹で上がったら、ポテトをざるに取り、余分な水を切ります。このステップは、余分な水分を取り除き、ボイルドポテトがサクサクと仕上がるのに役立ちます。
- 仕上げ: ボウルにポテトを移し、バター、塩、こしょう、またはお好みのハーブや調味料を加えて軽く混ぜます。ボイルドポテトは単体でも美味しいですが、アレンジを加えても良いでしょう。
- 提供: 熱々のうちに提供します。
これで、美味しいボイルドポテトが完成します。ポテトの選定と均一な大きさ、塩の量などに注意を払うことで、完璧なボイルドポテトを楽しむことができます。