クッキングサロン小森 オリジナル和風レシピ(No.003)を紹介します。
今回は、コンニャク田楽、肉じゃが、きんぴらごぼう、栗おこわの作り方を紹介します。
ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。
なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。
1.コンニャク田楽
コンニャク田楽は、日本の伝統的な味噌料理で、八丁味噌の深い味わいが特徴です。食卓に和の風味を取り入れたい方におすすめです。
材料(4人前)
- コンニャク:2枚
- 八丁味噌:50g
- 砂糖:40g
- 柚子:1個
- 出し汁:100cc
👉出し汁:沸騰した湯(水:500cc程度)に鰹節を一掴み入れ、かき回して火を止め沈むのを待ってこす。
出し汁はいっぱいできますので、冷凍しておくと別の料理に使えて便利です。製氷トレーにいれて冷凍しておくと、小分けにつくれて、保存や量の調整が出来ます
手順
1. コンニャクの下ごしらえ:
- コンニャクは1枚を4つに切ります。両面に鹿の子に包丁を入れて表面に模様を付けます。
2. 田楽味噌の調合:
- 味噌と砂糖を合わせ、出し汁を少しずつ入れて強火で練り上げます。
3. 柚子の準備:
- 柚子の皮を千切りにします。
4. コンニャクに田楽味噌を乗せる:
- コンニャクに田楽味噌を乗せます。
5. 柚子の飾り付け:
- 田楽味噌の上に柚子の皮を飾ります。
2.肉じゃが
ほくほくのじゃがいもと柔らかな豚肉が、甘辛い味つけで絶妙に絡み合う日本のソウルフード。
材料(4人前)
- じゃがいも:800g
- 豚バラ肉:350g
- さやえんどう
調味料:
- 出し汁:400cc
- 砂糖:60g
- 醤油:大さじ3 + 大さじ1 (後から追加)
- 酒:大さじ1
手順
1: じゃがいもと肉の下ごしらえ
- じゃがいもは大きさをそろえて面取りし、湯がいてください。
- 豚バラ肉は少し厚めに切ってください。
- さやえんどうは塩茹でしておいてください。
2: 煮込み
- 鍋にじゃがいも、豚バラ肉を入れ、出し汁400cc、砂糖60g、醤油大さじ3、酒大さじ1を入れて、アクを取りながら煮込んでください。
- 汁が少なくなったら、醤油大さじ1を追加してください。
3: 盛り付け
- 器に盛り、さやえんどうを飾って完成です。
3.きんぴらごぼう
ごぼうと人参のシャキシャキとした食感が魅力で、甘辛い調味料が絡んで絶妙な味わいを楽しめます。
材料(4人前)
- ごぼう:300g
- 人参:50g
- 胡麻油:大さじ2
- 醤油:大さじ5
- 砂糖:大さじ3
- 酒:大さじ2
- 胡麻:適量
手順
- ごぼうと人参の下ごしらえ:
- ごぼうと人参を4cmの棒切りに切ります。
- きんぴらの調理:
- 中火で熱したフライパンに胡麻油大さじ2を加え、ごぼうと人参を炒めます。野菜がしんなりするまで炒めます。
- 調味料を加えて炒める:
- 醤油大さじ5、砂糖大さじ3、酒大さじ2を加え、強火でからめます。調味料が絡んだら火を止めます。
- 仕上げ:
- きんぴらごぼうを器に盛り付け、上から胡麻を散らし、完成です。
4.栗おこわ
家庭の味を思い出すような、優しい塩味と栗のほっこり感。食べるたびにほっとする一皿です。
材料(4人前)
- 餅米:3カップ
- 栗:1.5カップ
- 水:650cc
- 塩:小さじ2
- 酒:大さじ1
手順
- 米と栗の下ごしらえ
- 餅米を洗って、一晩水に浸けてください。
- 同時に、栗は皮を剥いて4つに切り分けます。
- ご飯を炊く
- 鍋に洗った餅米、栗、水(650cc)、塩(小さじ2)、酒(大さじ1)を入れて、中火にかけてください。
(炊飯器でもOKです)
- 鍋に洗った餅米、栗、水(650cc)、塩(小さじ2)、酒(大さじ1)を入れて、中火にかけてください。
- 炊き上げる
- 煮立ったら、弱火にしてふたをして、約15〜20分間、蓋を開けずに炊きます。
- 栗おこわがふっくらと炊き上がるまで、弱火でじっくりと蒸し煮しましょう。
(炊飯器でもOKです)
- 仕上げ
- 炊き上がったら、ふたを開け、木べらでご飯を混ぜ、全体をふんわりとさせてください。
豆知識
本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。
白米ともち米の違い
1. 米の品種:
- 白米: 白米は通常、日本や多くの国で主食として広く消費されている一般的な米です。主に「うるち米」と呼ばれる品種が使用され、粒が透明で白く、一般的なご飯や寿司に使用されます。
- もち米: もち米は「もち米」または「糯米」とも呼ばれ、独特の粘り気とねっとりとした食感が特徴です。もち米は一般的に「もち米」として知られている「あまねり」と呼ばれる特定の品種で作られており、餅や日本の郷土料理である「おこわ」などに使用されます。
2. 用途:
- 白米: 白米は粘り気が少なく、粒々とした食感があります。これにより、一般的な食事の付け合わせや、寿司のネタとして使用されます。また、炊きたての白米はサラッとしており、ご飯として食べられます。
- もち米: もち米は非常に粘り気があり、独特の食感があります。主に餅やおこわなど、粘り気を活かした料理に使用されます。餅米は炊くともちもちとした食感に仕上がり、餅や団子などに使われます。
3. 粘り気:
- 白米: 白米は粘り気が少ないため、粒がバラバラになりやすく、サラッとした食感があります。
- もち米: もち米は非常に粘り気があるため、粒同士がくっつきやすく、ねっとりとした食感があります。これにより、餅やおこわを作る際に利用されます。
要するに、白米ともち米は、米の品種と特性において異なり、用途や食感に違いがあります。白米は一般的なご飯や寿司に適しており、もち米は粘り気を活かした料理に適しています。選択は、料理の種類や個人の好みに依存します。
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