米茄子そぼろあんかけ、春野菜炒め物、海藻サラダ、わらび餅のレシピ

和風

クッキングサロン小森 オリジナル和風レシピ(No.019)を紹介します。

和風料理の奥深い世界へようこそ。今回は、米茄子そぼろあんかけ、春野菜の炒め物、海藻サラダ、わらび餅という、春の味覚を存分に楽しめるレシピをご紹介します。これらの料理は、シンプルながらも深い味わいが特徴で、家庭でもプロの味を再現できます。季節の移ろいを感じながら、美味しい和食の時間をお楽しみください。

ここで紹介しているレシピは分量が4人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。

なお、本レシピのPDFファイル版(いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ)は以下からダウンロードできます。

ダウンロードはココをクリック

 

1.米茄子そぼろあんかけ

素揚げした茄子に香ばしいそぼろあんをたっぷりと。この一品で、普段の食事が一段と豊かな味わいに変わります。

材料(4人前)

A:茄子の準備

  • 米茄子:2個

B:そぼろあん

  • 鶏ひき肉:200g
  • 出汁:300cc
  • 砂糖:大さじ3
  • 醤油:大さじ2
  • 味噌:小さじ2
  • 味醂:大さじ1
  • 酒:大さじ1
  • すり胡麻:大さじ1
  • 水溶き片栗粉:大さじ2
  • 木の芽:適量

手順

1. 茄子の準備

  • 茄子を2cm厚の輪切りにする。
  • 茄子を素揚げにしておく。

2. そぼろあんの作り方

  • 鶏ひき肉をから炒りにする。
  • 出汁を加え、砂糖、醤油、味噌、味醂、酒、すり胡麻を入れて混ぜる。
  • 水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
  • とろみがついたら茄子の上にかける。
  • 仕上げに木の芽を散らす。

2.春野菜の炒め物

春の訪れを感じさせる春野菜の炒め物。新鮮な筍やアスパラガスが織りなす彩り豊かな一皿は、食卓を明るく彩ります。

材料(4人前)

A:野菜の準備

  • 筍:200g
  • 椎茸:4枚
  • アスパラガス:1束
  • サヤエンドウ:適量
  • ぜんまい:適量

B:調味料

  • 出汁:300cc
  • 薄口醤油:大さじ2
  • 砂糖:大さじ1
  • 酒:大さじ2

 

手順

1. 野菜の下処理

  • 筍は櫛形にゆがく。
  • 椎茸を2つに切る。
  • ぜんまいは3cm長さに切る。
  • アスパラガスを茹でて3cm長さに切る。

2. 野菜の炒め煮

  • フライパンに油を熱し、筍、椎茸、ぜんまい、アスパラガスを炒める。
  • 出汁、薄口醤油、砂糖、酒を加えて炒め煮にする。
  • 仕上がりにサヤエンドウを飾る。

3.海藻サラダ

新鮮な若布とカラフルな春野菜を使った海藻サラダ。ピリッとしたドレッシングが食欲をそそります。健康的で彩り豊かな一品をお楽しみください。

材料(4人前)

A:サラダの具材

  • 若布:400g
  • 南瓜(かぼちゃ):100g
  • サヤエンドウ:100g
  • 茗荷(みょうが):5個
  • 葱(ねぎ):1本

B:ドレッシング

  • リンゴ:1/2個
  • 玉葱:1/2個
  • しょうが:適量
  • にんにく:適量
  • 醤油:大さじ3
  • 酒:大さじ2
  • 味醂(みりん):大さじ1
  • 酢:大さじ3
  • 塩:小さじ1
  • 山葵:小さじ2

手順

1. 野菜の下処理

  • 南瓜は皮をむいて千切りにする。
  • 若布は食べやすい大きさに切る。
  • 茗荷、葱、サヤエンドウを千切りにする。

2. ドレッシングの作成

  • リンゴ、玉葱、しょうが、にんにくをすりおろす。
  • 醤油、酒、味醂、酢、塩、山葵を混ぜ合わせる。

3. サラダの和え

  • 野菜と海藻をドレッシングで和える。

4.わらび餅

春のおやつにぴったりなわらび餅。つるんとした食感と優しい甘さの黒蜜が絶妙です。手作りならではの味わいを、ぜひご家庭で楽しんでください。

材料(4人前)

A:わらび餅

  • ワラビ粉:1カップ
  • 水:4〜5カップ

B:黒蜜

  • 黒砂糖:1カップ
  • 砂糖:1カップ
  • 水:1カップ

C:トッピング

  • きな粉:適量

手順

1. わらび餅の作成

  • 鍋にワラビ粉を入れ、少しずつ水を加えながらダマができないように溶く。
  • 強火にかけ、一気に練り上げる。透明感が出てきたら弱火にして、約3分間混ぜ続ける。

2. 黒蜜の作成

  • 別の鍋に黒砂糖、砂糖、水を入れて煮立てる。
  • 弱火にし、約8分間煮詰める。

3. 仕上げ

  • わらび餅を適宜に切る。
  • 好みの量のきな粉をかける。
  • 黒蜜をかけて完成。

 

豆知識

本日紹介したレシピや具材に関する豆知識です。

わらび餅について

  1. 名前の由来: わらび餅の「わらび」という名前は、元々は蕨(わらび)の根から作られるデンプンを原料としていたことに由来します。蕨の根からデンプンを取り出すことは労力が必要であり、昔の日本ではわらび粉を利用したお菓子が珍重されていました。しかし現代では、わらび粉の代わりに安価な片栗粉や他のデンプンが用いられることが多いです。
  2. 歴史: わらび餅は、江戸時代に日本で発展した和菓子です。もともとは上流階級の間で楽しまれていたお菓子で、特に茶道との関連が深いとされています。わらび餅は、その独特のぷるぷるとした食感と上品な甘さで、古くから日本人に愛されてきました。
  3. 発祥の地: わらび餅の具体的な発祥の地については明確な記録はありませんが、日本全国に広まる前は、京都や奈良などの古都で特に好まれていたとされています。これらの地域では伝統的な和菓子としてのわらび餅が受け継がれており、今でも高品質なわらび粉を使った伝統的なわらび餅が楽しめます。

以上の点から、わらび餅は日本の伝統的な文化と深く結びついた和菓子であると言えます。現代でもその伝統は引き継がれており、日本全国各地で様々なバリエーションのわらび餅が楽しまれています。

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