洋風メニュー 羊のローストパセリ風味 鰯マリネーいちごの冷スフレ

クッキングサロン小森　オリジナル洋風レシピ（No.024）を紹介します。

今回は、羊のローストパセリ風味 鰯マリネーいちごの冷スフレの作り方を紹介します。
ここで紹介しているレシピは分量が４人前になっています。作りたい量に応じて、加減してください。

なお、本レシピのPDFファイル版（いつもの、クッキングサロン小森形式のレシピ）は以下からダウンロードできます。

ダウンロードはココをクリック

1.羊のローストパセリ風味

材料（４人前）

• ⾻付き⽺：8本
• マスタード：⼤さじ2
• パセリ微塵：100cc
• ニンニク微塵：3⽚
• パン粉：1/2cap
• 塩・コショウ

手順

1. 羊は塩、コショウをして両面焼く。220度に入れ10分焼く。
2. パン粉・パセリ・ニンニクを合わせる。
3. 【手順1】にマスタードを塗り【手順2】をはりつけ220度で5分焼く。
4. オーブンから出して、ボールをかぶせそのまま15分置く。

2. 鰯マリネー

材料（４人前）

• 鰯：4尾
• ⼩⽟葱：4個
• ⼈参：1/2本
• レモン：1個
• パセリ
• ローリエ
• タイム
• コショウ：⼤さじ1
• 塩：80g
• ワインビネガー：200cc
• ⽩ワイン：200cc

手順

1. 鰯は3枚におろし、水気を拭く。
2. 小玉葱・人参は薄切り。
3. バットに塩60gを敷いて鰯を皮を下にして乗せ、残りの塩をふって3時間置く。
4. 鍋にコショウをつぶして加え、ワインビネガーを入れ水分がなくなる直前まで煮つめる。
5. ワインを加え小玉葱・人参・タイム・ローリエを入れ水分が半分になるまで煮つめ、冷ます。
6. 鰯を軽く荒い　身を上にしてバットに並べ、【手順５】とレモンを入れ冷蔵庫で4時間置

3.いちごの冷スフレ

材料（４人前）

• いちご裏ごし：200g
• フロストシュガー：100g
• ⽣クリーム：500cc

手順

1. いちごにフロストシュガーを混ぜ、5分立ての生クリーム・リキュール（コアントローかグランマニエ）を合わせ型に入れ固める。

豆知識

「スフレ」（Soufflé）という料理名の由来は、フランス語の動詞「souffler」からきています。この動詞は「膨らむ」や「膨張する」という意味を持っており、スフレが焼かれた際に生地が膨らむ様子を表現しています。

スフレは、膨らんだ軽やかな食感が特徴で、主にデザートとして提供されることが一般的ですが、一部のレシピではサヴォリー（甘くない）なバリエーションも存在します。スフレの膨らみは、主に卵白の泡立てやベーキングパウダー、クリームオブタータールなどの膨張剤を使用することによって生み出されます。

スフレはフランス料理の一部として広く知られており、その起源は18世紀のフランスに遡ります。有名なスフレのバリエーションには、チョコレートスフレ、レモンスフレ、チーズスフレ、グランマニエスフレなどがあります。スフレは、高温で急速に焼かれ、その膨らんだ外観とふんわりとしたテクスチャーが楽しまれ、フランス料理のクラシックなデザートとして評価されています。

マリネの名前の由来

「マリネ」（Marinade）という言葉は、フランス語の動詞「mariner」から派生しています。この動詞は「海に出す」や「海水に浸す」といった意味を持っており、料理の文脈では食材を調味料で味つけし、しばらく時間をかけて漬け込む行為を指します。したがって、マリネは食材を風味づけし、柔らかくし、風味を引き立てるために使用される調味料や液体の混合物です。

マリネは、肉、魚、鳥、野菜などさまざまな食材に使用され、特に炭火やグリル、オーブンで調理する前に漬け込むことが一般的です。マリネに使用される成分は、オリーブオイル、酢、レモン汁、ワイン、ハーブ、スパイス、ガーリック、オニオン、しょうがなどが含まれ、食材に風味や香りを与えるのに役立ちます。

マリネのプロセスは、食材が調味料の中で長時間漬け込まれ、調味料の風味が浸透することで、より美味しい料理を生み出すのに寄与します。また、マリネは食材を柔らかくし、ジューシーにする助けとなることもあります。名前の由来からもわかるように、マリネは特に魚介類の料理でよく使用され、海の風味を強調するのに役立ちます。

ラムとマトンの違い

ラム（Lamb）とマトン（Mutton）は、両方とも羊（Sheep）の肉から得られる異なる種類の肉です。これらの肉にはいくつかの主要な違いがあります。

1. 年齢:
   • ラム: ラム肉は若い羊から得られます。通常、1歳未満の羊の肉を指します。ラム肉は柔らかく、比較的淡白な味わいを持っています。
   • マトン: マトン肉は成熟した羊から得られます。羊が1歳以上であるか、しばしば2歳以上であることがあります。マトン肉はラム肉よりも繊維質で風味が豊かですが、しばしばラム肉よりも固く、濃い味わいがあります。
2. 肉質:
   • ラム: ラム肉は比較的柔らかく、肉の質がやわらかいことが特徴です。脂肪の含有量は通常少なく、肉は淡白な味わいです。
   • マトン: マトン肉はラム肉よりも繊維質で、脂肪の含有量が多いことがあります。これにより、肉には濃い風味があり、しばしば「ゲームのような味わい」と形容されます。
3. 料理法:
   • ラム: ラム肉は通常、グリル、焼き、炒め、ローストなどのさまざまな方法で調理されます。ラムラグーやカレーなど、さまざまな料理に使用されます。
   • マトン: マトン肉はしばしばシチューやカレー、ローストなど、長時間の調理に適しています。その風味を活かすために、長時間の低温調理が行われることがあります。

要約すると、ラムは若い羊の肉で、柔らかく淡白な味わいを持ちます。一方、マトンは成熟した羊の肉で、風味豊かで繊維質が多いです。どちらの肉もさまざまな料理で使用され、好みや調理法によって使い分けられます。

フロストシュガーとは